「 はぁッ……、 」
ねぇ
神様
もしも
僕が虐められていたら。
貴方は
僕を助けますか。
罵りますか?
…
大 「 ん……、また生きてしまった。 」
ねぇ 神様どうして。
僕を殺してくれないの。
まぁ。
仕方ないよね。
僕が
心の底から
死にたいって思えてないんだから。
学校。
それは
監獄のようで
それは
泥のようで
それは
汚いようで
僕には
学校なんて言葉。
知らないや。
…
あ、また靴がないや。
どうしよう。
まぁ、履かないで行くか。
大 「 …… 」
あ、また
机に落書きだ。
僕の悪口ばっか。
タヒねだの。
汚いだの。
臭いだの。
キモイだの。
もう慣れっこだ。
どんなに罵倒されても
僕は気にしない。
ただ思うのはタヒにたいの1点だけだ。
僕はこの学校では
生徒にも
先生にも
全員に
嫌われている。
なぜだかは知らない。
だけども、
教員までもっておかしいよね。笑
僕の学校
ほんとにおかしいんだよね。
頭。
狂ってるよね。
頭。
…
先 「 お前らー席に着けー。 」
先生がそう言う。
僕の席はぐちゃぐちゃで汚い。
座ると
ぬちゃあだの
ぐちゃあだの
気味の悪い音が聞こえる。
気持ち悪い。
でも慣れてるから
そうでも無い。
席に座る。
先 「 今日は転校生が来ている。2人とも、入ってきなさい。 」
教室はワーワー騒がしくなる。
うるさい。
黙れ。
転校生?
また僕を虐める奴が増えるだけだ。
つまんない、
転校生なんて
来なくていいのに。
? 「 失礼しま〜す 」
? 「 失礼しまーす。 」
先 「 名前を紹介してくれ。 」
藤 「 藤澤涼架です!よろしくね! 」
若 「 若井滉斗です!よろしく〜! 」
徒 「 よろしく〜!! 」
はぁ……
こーいう系か。
だるい。
2人とも陽キャだ。
嫌いだ、
目を合わせなくても無理だ。
人を増やされるのはごめんなんだけど
はぁ……。
僕の居場所がどんどん小さくなってきてる。
この2人のせいでもある。
嫌いだ。
話しかけられても
無視しよう。
関わりたくない。
僕に関わったら、いい事ないし。
先 「 席は〜…大森の隣だな 」
はぁ……???
あいつ、何言ってんだ。
ふざけんな。
わざと。
わざと席を隣にさせやがった。
両隣に来るとか無理だ。
やばい。
気分が悪くなってきた……
気持ち悪い。
ダッシュで教室を抜け出した。
…
大 「 ぅ”ぇッ……!、あ”がッ…ゲホッ 」
もう、戻りたくない。
教室になんか。
絶対に嫌だ
ずっとこうして、
トイレに閉じこもっていたい。
独りがいいのに
なんで。
そう思うと
吐き気が止まらない。
大 「 うぇ”ッ…ゲホッゲホッ…… 」
ドボドボと吐いた物がトイレに溜まる。
気持ち悪い……。
喉が気持ち悪い。
吐いた感覚が気持ち悪い。
ずっと込み上げてくる。
…
若・藤 「 大丈夫〜…? 」
誰だ。
話しかけてくるな
気持ち悪いんだ。
今。
とても
藤 「 扉…開いてる……。 」
しまった……!
やばい、
やばい
入ってくるな!!
キィ……
大 「 ッ……! 」
見られた……!
何か
犯罪を犯したわけじゃない
でも、
こいつらにだけは
見られたくなかった。
若 「 大丈夫か…? 」
僕に手を差し伸べようとする
それを追い払う。
手を取るわけが無い。
どうせ裏切られるんだから。
僕をナメるなよ。
どうせこいつも
こいつらも
偽善者なんだ。
…
to be continue 。
コメント
5件
内容が深くて凄い! 続き待ってます
好きすぎます! 情景が思い浮かぶ!続き楽しみです!