TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

偽善者。


この言葉を皆は知っているかい?


そう、


この2人のように。


僕に手を差し伸べるふりをして


僕の様な弱者を虐める。


表だけだ。


いい面してんのは


裏を返せば


最低な


悪だ。



藤・若 「 ほんとに大丈夫…?  」


ほら、


こうやって。


僕を罠に陥れようとしてる。


どいつもこいつも


変わらないんだよ。


こう言う


陽キャなやつは


弱者が強者に狙われていると


自分もまた狙いたくなるんだよ。


僕は


知ってるんだ。


だって


何回も


そうさせられたんだから。
















やっと落ち着き席に戻る


なんだか


綺麗な花が置かれている。


花瓶とともに


ユリの花が


添えられている。


僕がタヒんだとでも思ったのかな。


タヒねないんだよ。


神様のせいで


こいつらのせいで


僕のせいで。












ずっとタヒねないんだ。












僕だって楽になりたいさ。


ずっと


抱き締められる。


そんな理想。


ある訳ないのに。


されるはずないのに。


願ってしまう。


あの


醜い


神様に。


ずっと


僕に抱きついてて欲しいって


僕の事を撫でて欲しいって


僕の事を嫌いにならないで欲しいって


そう願うんだ。















叶うわけもないのに、

馬鹿みたいにさ。






















藤・若 「 ね〜ね〜? 」


大 「 …… 」


うるさいな。


僕に話しかけて来るなよ…


若 「 君、大丈夫…? 」


藤 「 もしかして…だけど…… 」


大 「 そのもしかしてが当たったら、君達はここから出てってくれるの? 」


藤・若 「 えっ…… 」


もう二度と会いたくない。


出来ればだけど。


こんな陽キャな奴らに


絡まれたくないんだよ。


分からないのかよ。


そんなことも


ま、


馬鹿だから分かんないか。



藤 「 なんかあったら僕達に言ってよ? 」


若 「 助ける事はできるからさっ?  」


大 「 君達の手助けなんていらないよ。 」


大 「 僕の事、バカにしてるの? 」


藤 「 違うよ。 」


若 「 そうだよ、涼ちゃんの言う通り 」


大 「 ………? 」



正直


もう話したくない気分だった。


顔が見れない。


ずっと下しか見れない。


どうしてだ。


ずっと


俯いてばっかだ。


僕。


なんでなの。


こいつらなんか、


睨めるほど見れるのに


どうして


どうして



藤 「 顔を見合わせようとしないの…? 」


大 「 ……っ………! 」



僕も分からないよ。


どうしてか


分からないよ


そんなこと聞かれても


答えることなんて出来ない。


分からないから。


説明出来ないから


こんな状況に気付いたのは


今だったから。




若 「 何かあるんじゃない…? 」


大 「 ──い……、」


藤・若 「 ……? 」


大 「 ないって言ってるんだっ!!! 」



その場で大声を上げた。


教室だから


響く。


皆に見られているんだ。


舌打ちが聞こえる。


僕は耳が良いから


分かるんだ。


皆を怒らせた。


また虐められる。


また蹴られる。







ああ









もう









タヒにたい。









to be continue ……。

この作品はいかがでしたか?

615

コメント

3

ユーザー

最高ですわ、

ユーザー

ほんとに好きすぎる!! 続き楽しみです!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚