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#snjn
yukino
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のりもちさん
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Side:jnt
「……ん、…ぐぅ!」
眠りから目が覚め、身動ぎをしようとした瞬間、腰に鋭い痛みが走る。
腰だけじゃない、全身がものすごく重い。
その身体のだるさに先程までの痴態を思いだし、頭を抱えたくなる。
勇斗のやつ、人の身体を好き放題しやがって……!!理由は嫉妬なんだろうけど、だからと言ってあんな……!!
悶々としていると、かちゃりと寝室の扉が開き勇斗が入ってきた。
その手には水が握られている。
「あ、起きた?」
「お゛き゛っ、けほっ…!!」
起きた?じゃないだろって言おうとしたのに、声が掠れて咳き込んでしまった。
「あー……、ごめん…お水飲も?」
渡された水をごくごくと飲む。
喉が潤い少しだけ話しやすくなる。
「…ばか、はやと」
「うん、ごめんね」
「腰、いたい…」
「うん」
「喉も、」
「ホントにごめん」
「……嫉妬?」
「うん。嫉妬。」
「……やりすぎ。」
「仁人が可愛すぎて」
「おまえ…、反省してないだろ!」
俺が怒ると、勇斗は苦笑いをする。
そして、ポツリと話し始める。
「本当に仁人が可愛くて」
「は?」
「好きすぎて、本当は誰にも見せたくない、閉じ込めたいくらい。」
こわ。
閉じ込めるって…。
「アイドルして楽しそうに笑ってる仁人が好きだから、閉じ込めないけど。
でも、それくらい好き。俺は仁人しか見えない。俺以外を見てたら超嫉妬する。だから、メンバー以外のやつに触らせるのはやめて。本当はメンバーにも触れさせたくないんだから。」
「え、あ…」
え、メンバーにも?
…俺のこと好きすぎるでしょ。
めちゃくちゃにされたことを怒りたいのに、本気で嫉妬を滲ませた顔でそんなことを言われ怒りが霧散していく…。
「………ばか。」
「余裕がなくてごめん。」
「……俺だって、勇斗しか見てない。」
「えっ」
「ドラマのキスシーンとか、共演者とのご飯とか…、ほんとはやだ。」
「あっ…」
「でも、俳優してる勇斗も、アイドルしてる勇斗も好きだし、俺を好きってわかってるから、別にいい。」
「仁人…。」
「勇斗しかみてないから、もう少し、手加減してよ。」
「……ごめん。」
俺の言葉にしょんぼりする勇斗。
耳が生えてたら完全にペタンってなってるな。
あ、そうだ、これは言っておかないと。
「あと!…あの人は、お前のファン!」
「!?」
そう、勇斗が嫉妬したあの共演者は、勇斗の熱烈なファンだった。
同じグループに所属してる俺に、勇斗のことを聞いてきてた。収録現場で一緒にスマホ見てたのも、前に撮った勇斗の動画を見せてただけ。
勇斗の言った…俺の可愛い嬉しそうな顔とやらは、動画に映る勇斗を見てた表情だ。
そう言うと、勇斗が頭を抱える。
「まじかぁ……うわー…」
「完全に勘違い!」
「…スミマセン…」
「ばかめ。」
「はい、仰る通りです。」
項垂れる勇斗。
嫉妬深くて、俺のこと大好きなのは解ったから……今度からは、ちゃんと話してからにしてよね。
End
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
終わりがちょっと駆け足ですが、嫉妬に駆られるsnさんかけて満足です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
コメント
3件
最高です……

うわ、第3話、読み終わりました……! 嫉妬深い勇斗くん、ヤバいけど好きすぎて可愛いですね。「閉じ込めたい」発言には笑っちゃいましたが、その後の仁人くんの「俺だって勇斗しか見てない」って返しに胸がきゅんとしました。お互いに独占欲があるのに、ちゃんと相手の仕事も認めてる距離感がリアルでいいなあ。最後の「あの人はお前のファン」のオチもスッキリで、嫉妬と愛情と勘違いが絶妙に混ざった、甘くてちょっと危ない関係性がツボです!