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夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
💛💙〜 ちゃんと呼んで(💛🎂)〜
「照兄〜」
翔太は、自分で自分のことをメタモンみたいと言ったように、普段よく一緒にいる康二の呼び方がうつって、最近は俺のことを照兄と呼ぶのにハマっている
可愛いとはいえ、年上の恋人に呼ばれるあだ名としては変な感じだが、一過性のブームだろうと放っておいた
「おめでと照兄」
だけど、誕生日のお祝いくらいはちゃんとしてほしいと思うのは、我儘ではないだろう
「翔太」
「んー?」
「ちゃんと、呼んで」
「あ…………ひかる」
「ん」
「ひ、かる、おめでと」
「ん、ありがと」
「…………」
「なんで顔赤くなんの笑」
「や、なんか、ちょっと………」
「ちょっとこっち来て、顔見してみ?笑」
「えっ、ちょっ、まって……」
「待たねぇって」
ぐいっと引っ張って膝の上に乗せて、顔を覗き込む
「〜〜〜っ!やだ……」
「なんでよ笑」
手で顔を隠そうとするのを、両手を掴んで開かせる
力で敵わないことは分かっていて、真っ赤な顔に少し涙目で睨まれる
煽情的だ
「なに?久々に名前呼んだら、照れちゃったの?」
「べ、べつに……」
「ふ笑 かーわいい」
「…………もー」
抵抗を諦めて力が抜けたのを感じて、両手を離す
そのまま熱いほっぺを包んでキスをする
「翔太、今日くらいちゃんと言って?」
「……わかってる〜」
真っ赤な顔をしたまま、視線を彷徨わせたり、深呼吸をしたりする恋人を気長に待つ
「ひ、かる」
「ん」
「ひかるが好き、大好き」
「俺も翔太が大好き」
「誕生日おめでとう」
「ありがとう」
「……最近、またさらにカッコよくなった」
「惚れ直した?」
「………調子のんなし」
「いひ笑 ありがと」
頬を撫でると、その手の上から、白くて綺麗な手が重ねられる
「今年も、貰われてあげんでもないけど?」
「くはっ笑 なんだよ、その言い方は笑」
「いらないなら、やらねぇ」
「ありがたくいただきますよ」
膝の上に乗せた姿勢のままに抱き上げて、ベッドへと移動する
そっと横たえてから、覆い被されば、白い両腕が伸びてきて首に回る
よく手入れされた柔らかい唇が、そっと重ねられる
「ひかる、大好き。今年もおれを、ひかるのものにして」
「うん、今年も俺のものになって。もちろん来年も、その先もずっと」
「うん」
柔らかな真珠肌に手を添わせていく
今年も最高のプレゼントを堪能していく
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ギリギリ〜笑 💛💙は読むのは嫌いじゃないのに、書くの難しいから無理かと思ったけど、なんとか!笑