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ジョーカー

1 - 第1話 ここはどこ?

♥

37

2025年02月01日

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パチッ

とある少年は目を覚ました

少年は「ここはどこだ?」と言わんばかりな顔をしている

キョロキョロと周囲を見た

白い空間ができていた

なぜそこにいるのかがよく分からなかった

が、そんなことを考えている暇は無い

重い腰を上げ、ゆっくり壁に近づく

「なんだここ…」

少年の一言目だ

混乱するのも無理はない

少年はゆっくり、歩き出し、壁に手を当てたまま歩き始めた

すると、ビビッと言う電子音が聞こえた

少年は驚いた

【あなたのお名前は?】

「…は、?」

お題にはそう書かれていた

名前を言えばいいのか?少年はそう考えた

「…柳…康太…」

震える声でそう言い、冷や汗を流した

すると、お題は消え、扉が現れた

扉はゆっくり横にスライドし開いた

柳は警戒してその場に動けなかった

だが、ここでモタモタしててはいけないような気がした

重い足を1本踏み出し、扉の近くまで歩いた

「…」

また止まってしまったが、また重い足を動かし、次の空間に入った

柳はまたキョロキョロと見渡した

(なんともない…?なんだここ…)

柳はそんなことを考えていたら、扉はゆっくり閉まり、消えた

柳はそれを見ていることしか出来なかった

「…」

また電子音の音が聞こえた

震えながらゆっくり前を見た

【あなたは何歳?】

そう書かれていた

柳は震える声で答えた

「…じゅ…17…」

柳はそう答えると、またお題は消え、また扉が開いた

また歩き出し、次の空間へ

柳は口を開いた

「な…なぁ……ここは…どこなんだ…?」

柳は震えてた声でそう発言した

続けて話した

「なんで…俺…ここにいんだ……?」

柳はそう言うが、誰も答えてくれない

柳は怖くなり、冷や汗をまた流した

また電子音が聞こえ、お題が出てきた

【利き手はどっち?】

誰も答えてくれない

お題だけが出され、答えたら次の空間へ

柳は怖くなり、飛び出した

壁に向かってガンガンっと打ち付けた

「なぁ…!!答えてくれよ…!!なんなんだよここ…!!おい…!!」

怖い

それしか思い浮かばなかった

独り

周りには誰もいない

お題は柳が答えるまでずっと待っていた


数分後

柳は叩き疲れ、叫び疲れ、膝から崩れ落ちた

「はぁはぁ…」

息も上がり、ここにいるのが苦しくなった

柳は息を整え、声にした

「はぁ…はぁ……はぁ…

……右利き…」

そう答えると、柳の目の前に扉が現れた

柳は力が抜け、床に倒れ込んだ

(誰か…)

柳は人を求めた

「!大丈夫ですか……!?」

柳は人の声がした途端…涙を流してしまった

思いっきりその人に飛び付いた

「うわぁぁぁぁ…!!!」

柳はその人を抱きしめたまま泣いた

ゆっくり扉は閉まっていった


柳は泣き疲れ、呼吸を正した

その人は柳の背中をずっとさすった

「すみません…」

「いえいえ…」

その人の名前は「小川 虎太郎」

その人の声はなんだか優しく、柳は眠りに着きそうだった

が、眠気をこらえた

「あの…なんで私たち…ここにいるのですか…?」

柳はそう聞くと、小川はなんとも言えない顔をした

小川もなぜここにいるのか分からないらしい

2人は黙り込んだが、

「……なんでここにいるか分かりませんが…

あなたに会えて良かったです……」

小川はそう言うと、柳はまた泣きそうになった

が、潤目になった瞳を服の袖で拭いた

すると、またお題が出てきた

【「い」から始まる動物】

2人は「?」を浮かべた

そりゃそうだ急にゲームが始まった

すると、上からホワイトボードとペンが落ちてきた

2人は驚き、しばらく動けなかったが、小川は唇を噛み締め、ゆっくりそれに近付いた

後に続くように、柳も近付いた

ホワイトボードとペンを拾い上げ、柳に渡した

「…とりあえず、やってみよっか…」

「…はい…」

2人はお題に従った


「「い」から始まる動物」

柳は決まり、それを書いた

(もし、間違えたらどうなるんだ、?)

柳はそう考えた

もし、間違って殺されたら…これ以上、想像はしたくない

柳は隣を見ると、悩んでいる小川がいた

「インコ…?いや、イグアナ…?」

ブツブツとそんなことを考えていた

柳はそれ見て、吹き出してしまった

小川はそれに気づいた

「?どうかされましたか…?」

「いや…そんなに考えることかなって、思いまして…」

柳はそう言うと、小川は恥ずかしそうに服で顔を隠した

「だって…動物は色々ありますもの…」

小川はそう言った

柳はどこか緊張の糸がほぐれ、また笑った

小川はそれに気付き、クスリっと笑った

「……ん、決まりました」

「はい、

じゃあ…せーの…!」

柳はそう言い、回答を見せ合った

柳は「犬」

だが、小川は「猪」だった

柳は少し驚いたが、小川も同じだった

すると、お題は消え、また新しいお題が出てきた

【「か」から始まる褒め言葉】

2人はまたお題が出てきたのを目にした

2人は怖がっていなかったし、どちらかと言えばまた笑っていた

どこか少し安心したようだった

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コメント

1

ユーザー

初めまして!今回応募させていただく作品です!! 初めて小説を出したので、どこか違っているかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします!

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