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うー…凸さんに会いたい…早く学校終わらないかな…

「さもくん浮かない顔してるね。」

俺に話しかけてきたのはななっし〜、俺の友達、もとい恋愛相談相手。

「だって凸さんに会えないもん…」

「やっぱりさもくん凸さんのこと好きだね〜」

「だってかっこいいし優しいし可愛いし…大好きだもん…」

「…そんなさもくんに良いものを上げよう!」

「良いもの…?」

するとななっし〜はポケットから2枚のチケットを取り出した。

「じゃじゃーん!遊園地のチケット!これで凸さんとデート行ってきなよ!」

俺はさっきまでのしょんぼりした気持ちが嘘のように嬉しい気持ちになった。

「ありがとうななっし〜!今度お礼させて!」

「お礼なんていいよ、あ、けど…」

ななっし〜はニヤニヤした顔で俺を見る。

「遊園地であったこと、今度話してほしいな!」

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