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ここの連載ではリクエストボックスでいただいたものを書いていきます!
記念すべき第一回目はゲン千ですね✨
付き合いたてゲン千のほんわかを見守りください🙇🏻♀️´-
🔞無!
「あ”〜、いいぞ。」
「ジョーダンよ、冗…ッ…」
「……ぇ…?」
数え切れないほどの輝かしい星。
俺や千空ちゃんが生きていた現代から3700年が経ち、人類200万年の文明が世界から消えたこの暗い夜空に、その星たちが映える。
俺には、君も暗闇の中一つ光る希望の光に見えた。
君はこれから、文明を取り戻していく。人類を救っていく。
その姿はまさに、石の世界の神様のよう…
でも、それは間違いだったんだ。
俺や村のみんなが君の誕生日に天文台をプレゼントした時。
神様なんかじゃなくて… 一人の、人間だった。
心が弱い、まだ小さな子供なんだ、って。
俺は千空ちゃんが好き。そういう意味で。
知ってる。恋愛脳は一番非合理的なトラブルの種って思ってることを。
告白をしても…YESの返事は返ってこないことなんて、分かってる。
でも、キッパリ断ってくれれば、俺は諦めることが出来る。
だから、こうして『千空ちゃんのことが恋愛的な意味で好き。付き合って欲しい。』なんて愛の告白を…
俺と千空ちゃんで二人きりの今、した。
けど…
「…今、なんて……?」
「だ、か、ら…付き合ってやるって言ってんだよ。」
「ジーマーで…?流されてOKとかしちゃってない?」
「…俺が流されるようなヤツだと思ってんのか?」
「そもそも、メンタリスト様ならわかんだろ…俺の気持ち。」
メンタリスト…
千空ちゃんと目が合わない。目を逸らしてるんだ…
顔周りが赤く火照ってる。
手も…少しだけ、震えてるような…落ち着きがない。
恥ずかしいって、思ってくれてるんだ。
「……っ」
「大愛してる…千空ちゃん…っ!」
「ククク…知ってるわ。」
千空目線
今は一人。いつもはクロムと共同で作業をしているが、今は余裕があるから、他に回している。
…昨晩、あさぎりゲンから告白をされ、恋人になった。
もちろん、流された訳じゃなく、本当にアイツのことが好きだ。それは間違いない。
まあ、告白されるまで自分自身の気持ちに気づいてなかったんだがな……
…で、だ。
「恋人って、何すんだ…?」
「お困りかな?千空ちゃぁん♡」
「ッは、!?」
ボソッと、独り言を呟いた途端。
ゲンがいつもより少しだけ高い声でそう言い、イタズラっぽく笑った。
いつの間に…!?
俺が作業に集中している間、ラボに入ってきたのか…全く気づかなかった。
…絶対聞かれたよな。独り言…
俺の次の一言目を待っているかのように、ニヤニヤと俺を見つめている。
「…あ”ーー、クッソ…あれこれ誤魔化すのもテメーには無駄だろうから率直に聞くぞ。」
「恋人になったのはいいが、何をするんだ。」
「そうだなぁ…」
「ハグとか、キスとか…」
「セックスとか…かなあ?」
「せっ、…」
ゲンと、キス? セックス……??
野郎同士のあれこれとか鮮明に想像できねぇ、が…
…ゲンと…か……
「でも、俺は千空ちゃんのことジーマーで大事にしたいし…順を追って進展したい…な……」
「……千空ちゃん?」
「あ”?なんだよ?」
ゲンがいきなり、俺のことをじぃっと見つめて…
不思議そうにしている声と顔をした。
でも…なんだか、機嫌が良さそうな…
「千空ちゃん、顔真っ赤だね♪」
「……は???」
「俺と色んなことするって考えて恥ずかしくなっちゃったんだ?♡」
「ッは、ぁ……!?」
「…うっわ…嬉しすぎ……」
「…っ〜…!」
からかわれるかと思ったら…急に、顔を背けてそう呟いた。
…嬉しい……のか、?
とにかく、このままじゃ終われない。
「テメーはどうなんだよ!?俺とそういうことすんの考えて恥ずかしくねぇのか??」
「恥ずかしい…かぁ…」
「そりゃ、恥ずかしさもあるけど…」
「千空ちゃんとイチャラブできる嬉しさの方が百億倍大きいよ。」
…んでそんな恥じぃことスラッと言えんだよ……
あ”ーー顔あっちぃ……なんなんだ恋愛脳……
「もーーまた顔赤くなってるよ?ウブだねぇ千空ちゃん♡」
「初めてなんだからしょうがねぇだろうが…!」
「…破壊力バイヤーーー……」
ゲン目線
千空ちゃんと付き合って、一ヶ月。
科学アイテムクラフトで時間が惜しいのもあり、手繋ぎやハグなどしか出来なかった。
…まぁ、それだけでも顔を赤くしてそわそわする千空ちゃん、ゴイスー可愛いんだけど…
そろそろ、キスしてもいいんじゃないかなぁーとは、最近思い始めてる。
だから…今日の昼、千空ちゃんのとこに行って、夜、天文台に来るように伝えた。
今は、夜。約束の時間、場所。
千空ちゃんのファーストキスは、思い出の場所でもらわなきゃね?♪
「…月、綺麗だなぁ……」
…この、好きな子が来るのを待つ時間さえも、わくわくして、胸が高鳴って…すごく、好きだ。
そう心から思ったのも束の間…足音が聞こえてきた。
千空ちゃんだ。
キィィ……
「よぉ、ゲン。」
「千空ちゃんおつ〜♪」
千空ちゃんが俺の隣に座った。夜空を見上げている…
月光に照らされ光る、燃えるような緋色の瞳。
その色は、落ち着いた色の月とは全く正反対で…
……さっきまで、月が綺麗で…夢中に見つめていたのに…
いつの間にか、俺の視線は君に奪われた。
どんな物よりも、綺麗だから。
…あぁ、やっぱり、天文台プレゼントしたの正解だったなぁ。
「で、何の用だ?」
「え〜、わかってんでしょ?千空ちゃん?」
「クク…俺はテメーみたいなメンタリスト様じゃねぇからなぁ…何のことか全く検討つかねぇな?」
「はいはい、そーゆーことにしといてあげる♪」
「…キス、してもいいかな?」
「……いいに決まってる。」
ホント、そーゆーとこよ…千空ちゃん。
「…ジーマーで大好き……」
「……っいいから、早く…」
少し照れを見せてから小さくそう言い、目を瞑る千空ちゃん…
整っている顔。
目を瞑って際立つ睫毛の長さ。
今から触れる、唇。
千空ちゃんを抱き寄せたら…少しだけ体がビクッとした。
唇が触れる、一歩手前。
お互いの息が、止まる。
ゆっくり…ゆっくりと、顔を近づけると……
……柔らかい…
少しだけ…軽く、唇を押し付けあったり…
千空ちゃんは、どうすればいいのか分からないのか…あまり動かない。
…唇同士を触れ合わせているだけなのに、頭がおかしくなりそうなほど、気持ちがいい。
千空ちゃんの耳の裏をすりっ、と触ると…
「っふぁ……」
「んん、……」
吐息と共に、小さな喘ぎが、千空ちゃんから漏れ出た。
……可愛い…
…もっと……
もっと…もっと、見たい……
千空ちゃんと、指を絡ませる。
耳裏をすりすりする度にぎゅっと手を握ってくるため、愛おしくて仕方がない…
「っ……ん、…ん……」
「……〜…!」
とんっと、千空ちゃんが俺の体を軽く押し返した。
呼吸がほんの少しだけ乱れているし、
顔も、今までと比にならないくらい真っ赤になっていて…
千空ちゃんは、そんな可愛い状態で、俺を目だけで見上げ…
「…っ長すぎ、ばか……っ」
「…メンゴ〜……♡」
終わりです!
どわぁぁ…付き合いたてでしか得られない栄養ってありますよね…😭😭
というかマジで今日のドクスト楽しみ&ハラハラすぎてやばいです。
コメント
7件
わぁ〜!!🥺✨ こんなに早く書いてくださってありがとうございます😭✨✨✨ 初心なゲン千から得られる栄養半端ないです🫶千空の照れは需要しかないです💕
おぉぉぉおおおお!!! ゲンちゃんが!!いつもより初心だから幸せ度が増してる様な感じがしますな!!千空ちゃんはいつも通りの可愛ゆさですが照れてるのが!!いつもの栄養と違う物が得られた… 瞳の表現めちゃ好きです!!!赤っていうのが本当に日本人か??ってなりますけどね!!!アニメは本当に楽しみ!!!!!原作勢ですが先が早く見たい…てなるようなことばかりです!!!!ありがとうございました!!!!
もう尊過ぎてヤバいですっ.....!!😆😆千空が初心者なのも、ゲンが千空に虜になってるのも最高です!今日のDr.STONE、私もめちゃくちゃ楽しみです!!(アニメ勢)