大変遅くなりましたすみません…😭😭
今回はゼノスタ・スタゼノです✨✨
いや、あのですね…本当に私ゲン千しか書いてこなかった人間なので……(たまにモブ千)
解釈違いとか、口調ちゃうわー!!とかあったら本当に申し訳ないです……😭😭(自信ないです)
⚠モブ出てきます
(スタンリー目線)
俺とゼノ、お互い空いてる日に昼飯を食いに行く。
それは、俺らがデカくなってから…数年前からの習慣だ。
が、ここ最近空いてる日がなく、その習慣もしばらくはなかった。
今日ようやくお互いのスケジュールが噛み合い、たった今、ハンバーガーチェーンにゼノと居る。
店の最奥の席。
「スタン、こうやって共に昼食を食べるのも少し久しく感じるね。」
ゼノが、好物であるチーズバーガーを頬張った。
「実際そうだかんな。」
「俺の緊急任務だったり、あんたの締切ギリギリのプロジェクトだったりで…」
「お互い一日中オフの日とか三週間ぶりだぜ。」
「おお、本当かい?」
「僕達がまだ幼かった頃はよく顔を合わせていたのにね…」
そう言い、微かに微笑んでから、俺の顔を見つめ…
「幼かった頃といえば、君はキャンディを常備していた…虫歯にはならなかったのかい?」
突然、からかっているかのように、 ガキん時の話をし始めた。
大体は科学の話か、センクウっつー名前の日本のガキの話しかしねぇのにな…
「思い出話か?らしくねぇなゼノ。」
「幼馴染である君だからこそ出来る話だ…」
「たまにはこういう話も悪くはないだろう?」
「ふふ…スタン、君は幼い頃実にあどけなく可愛らしかった。」
「そうだね、一番印象に残っているのは…」
「僕があげたブリトーを君が落としてしまった時。」
「まさか泣いてしまうとはね…!」
「今のクールな君からは到底想像できないよ。」
「あー、うるせえよ。」
ゼノが昔のことを話し始めてから数十分。
その話の九割が俺の失敗談。
ま、ご機嫌そうにニコニコしてっからいいけどよ。
(プルルルル…)
ゼノが話してる途中、電話の着信音が俺のズボンのポケットから聞こえた。
「三分外出る、待ってな。」
「承知したよ。」
(ゼノ目線)
スタンが席を立ち、店のドアから外へ出た。
スタンと顔を合わせ、昼食をとるのが久々で…つい饒舌になってしまった。
三分という僅かな待ち時間でも、体感では長く感じる。
「よお、お兄さん。俺とどっか遊び行かね?」
「…初めましてだね。君は誰かな?」
「ん?あー、今はそーゆーのいいからさ!」
「歩きながら話そうよ?」
初対面で『遊びに行こう』、『話そう』などと抜かし…
僕の身体をベタベタ触る、 誠実さに欠けるこの男は…
スタンが店から出ていった途端、話しかけてきた。
僕が一人のタイミングを狙うなんてね…不快だ。
「生憎だが、今は久々に会った幼馴染と昼食をとっているのでね…諦めてくれ。」
「その幼馴染とはいつでも会えるじゃん!」
「俺と会えるのはこの一度きりだぜ?」
「それとも、連絡先交換する?」
この男は何を言っているのか…
スタンと君。比べる余地すらない。
「幼馴染の彼と、初対面の君では、僕にとっての重要性が桁違いなんだ。」
「君に連絡先を教える義理もない。」
僕が放った棘のある言葉を受けて腹を立てたのか…
先程の態度とは激変し…
「幼馴染って、さっきお前と話してた野郎だよな??」
「あんなヤツのどこがいいんだよ!?」
(スタンリー目線)
少しの間、相手の用件を聞き会話をしたあと…
スマホの画面を親指でタップし、電話を切った。
想定より相当早く終わった…ゼノんとこ戻らねぇとな。
スマホを再度ポケットにしまい、店の押しドアを開いた。そして、視界に映った光景は…
席で、ゼノが一人の男に絡まれていた。
「幼馴染って、さっきお前と話してた野郎だよな??」
「あんなヤツのどこがいいんだよ!?」
「…あんなヤツ、か…」
「僕の幼馴染は、感情的にならず、状況を客観的に分析し、冷静な判断ができる…」
「実にエレガントな男だ。」
「少なくとも…」
「怒りの感情に任せ、流され、言動に及ぶ君とは大違いだよ。」
「ッ〜〜!!」
「…ックソが…!!」
「覚えてろ!!」
ゼノに一方的に絡んでたソイツは、捨て台詞を吐いて外へ飛び出して行った。
「へえ、やんじゃん、ゼノ。」
「僕が一秒でも早く追い払わなければ、君が彼に手を出しそうだったからね。」
「まあな。」
あのゼノが俺を庇うとはな…
くっっっ……短っっっ…😭😭😭😭😭
ゼノ先生とスタンが使う言葉頭良いから難しいですね!?たのしかったですけど!!😭😭
コメント
10件
スタンとゼノの口調がスタンとゼノすぎる...((✨😭🥹 ほんとに最高すぎましたっ!スタンリーさん絶対内心ちょ〜嬉しいでしょ~~(*´艸`*)🥺︎︎🫶💘 ブリトーの話だったり、仕事の話だったり、細かい設定盛りだくさんで一つ一つの作品に愛がこもっていますなぁって思いました!!次も楽しみにしてます😊🥰
ゲン千しか書かれていない(モブ千含む)みるくてぃー様がスタゼノ(ゼノスタ)を書くなんてっ.....!!と思いましたが、めちゃくちゃ最高でした.....。最近スタゼノにハマっていたのもあります。今回も最高の作品ありがとうございます!
ははぁ…はッッ息が…息が…はぁあ‼︎良い…(遺言) ゼノナンパした男はいい意味でセンスがあるしスタンリーがゼノの新しい面を見れてて良…千空がここにも登場なのが…二人共々千空を認知して思い出すくらいゼノが話してるのが良き良きです。チーズバーガー食べてるし奥の席という造り込みが…造り込みが細かい!!でもゼノにとっては幼馴染でスタンリーには親友に見えてるって所が本当に…みるくてぃーさんのゼノ大ッ好きです