テラーノベル
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地雷⚠️
少々長め
Ryok mtk fum wki
wki視点
コンコンッ
風磨くんの返事を待たず、 ガチャガチャッと扉を開ける音がする
しかし、扉は開かない
「…へ、?」
【俺がそんなヘマするわけなくない?】
【鍵くらいかけてるよ】
怖くて風磨さんの顔を見れない
【ほら、邪魔も入らないみたいだし】
【1回くらい、いいよね】
力の入らない身体で、足を奮い立たせ
扉へ向かって走る
直前で風磨さんに捕まり、
扉へ叩きつけられる
「っ、いた、、ぃ…」
〔え、なに…大丈夫ですか、?〕
扉の外から聞こえたのは涼ちゃんの声
「っ、涼ちゃん!助けてっ、やだぁ! 」
〔え、若井…!?なに、?開かないっ…〕
【ほら、藤澤さんにも聞かせてあげなよ】
【滉斗の可愛い声♡】
「やっやだっっ!!
りょぉちゃッッ んむぅッ♡、ん、ふぁ…♡」
食い入るようなキスをされ蕩ける
嫌、嫌なのに……
〔若井!若井!?開けて!!!〕
涼ちゃんの必死な声が聞こえる
けど、鍵は俺の手には届かない
【ほら、良い声で鳴いてね】
いつの間にか脱がされた俺に、
一気に挿入する
「、ぅ゙あ゛ッ♡、…は、ふ、ぅぁ…♡」
息ができない
「は、カヒュッ…はふぁ、♡ゃッあ…♡」
【あらら、息ちゃんと吸って?】
【初めてじゃないんだから】
「ぁ、うぅ…/ポロポロ」
初めて、じゃない…けど………
これからもずっと、…これだけは……
ふたりだけが、よかった…
そう思う俺の心とは裏腹に身体は
しっかりと反応してしまう
〔…若井、菊池さんといるの…?〕
風磨さんは答えない
ただ黙って腰を振る
「あッ、ぅあッ♡やぁッ、…♡」
俺は、その問いに答えられなかった
「んやぁッ、♡ぁッ♡は、ぅあ゙ッ♡、」
〔若井、、、若井…若井……〕
扉越しに細々と聞こえる涼ちゃんの声は
俺の汚らしい声と音でかき消されていた
「んッッ、ふぐ、涙……んぃ゛ッッ♡」
肩に噛みつかれる
「ぃ゛だぃぃ…//ポロポロ」
【俺の、印…覚えててよね】
「んぅ、?♡や、い゙たぃ、…♡」
【はは、可愛いね】
つい先程まで嬉しかった、彼の愛の言葉
耳元で囁かれたその声が
今では不快で仕方なかった
mtk視点
収録が別日になったから、
用意された車に涼ちゃんと先に乗っていると、
若井が居ない…とマネージャーが
探しに来た
〔多分、菊池さんのところかな〕
〔僕行ってくるよ〕
僕も行く、と言ったけど
〔元貴は休んでおいて、〕
〔あとで沢山お話できるからさ〕
、と柔らかい笑顔を僕に向けて
若井を探しに行ってくれた
それから20分ほどたった
流石に遅すぎないか、?
涼ちゃん大丈夫かな…迷子かな、?
若井もかえってこないし…
ふまくんのとこ、?って言ってたっけ
ふまくんの楽屋へ急ぎ足で向かうと、
扉の前に縋るように座り込んでいる
人影が見えた
『涼ちゃん!どうしたの、大丈夫?』
僕の声を聞いて、
涙に濡れた顔をこちらに向ける
〔も、とき…ごめん、…ごめんなさい…〕
〔わかいが…〕
扉の奥からは小さく聞こえづらいが、
若井の喘ぎ声が聞こえる
「も、やぁッ♡やめへッ…♡…ふぁッッ♡」
ごめん、ごめんなさい…と涼ちゃんは
繰り返している
『…涼ちゃん、』
今度は僕が、涼ちゃんを強く抱きしめた
〔守れなくて、ごめんなさぃ、…/涙〕
『全部全部、帰って話そう』
『何があっても、僕は2人の事が好きだから』
涼ちゃんが抱きしめ返してくれたのを
感じてから、僕は扉の前に向き直った
wki視点
どれだけ時間がたっただろうか
苦しくて、気持ち悪いのに、
身体が反応してしまう。
そんな自分に嫌悪感を覚え、
また苦しくなる
幾度か繰り返されたこの行為に終わりは来るのか、…と意識がかけそうになった
それを叩き起こすように、
扉が強く振動する
外側から誰かが扉を思いっきり
蹴ったんだろう
…だれ、りょうちゃん、?
『…ふまくん、なに、してるのかなぁ…』
低く、重くて苦しい、恐ろしい声
風磨さんの動きがピタリと止まる
「も、もとき…」
【あーっと… 俺、大森くんは駄目なんだよなぁ…】
風磨さんのモノが抜かれ、
俺は力がはいらず、ぐっちゃぐちゃの身体が床に落とされる
「、ぁ…う、♡」
余韻に浸る俺を見て、風磨さんは言った
【若井くん、すっごく可愛いかった♡】
俺の返事を聞く前に、
ガチャリと音を立てて鍵が開けられた
扉の外にいた元貴と涼ちゃんと目が合う
「っ、ぅ…やだぁ、…みないでぇ….ᐟ」
床にへちょ…と座り込む俺を見て、
涼ちゃんが勢いよく抱きついてきた
いつもの優しいハグじゃなく、
強く、強く。
「んぅぅ…//ポロポロ」
〔若井、…若井、若井、、、〕
元貴は数秒止まっていたが、
動き出したと思えば風磨さんの頬に
殴りかかる
【っ、、い゙った…】
『お前、本気でなにしてんだよ…』
低く重たい声で元貴は風磨さんを
睨みつける
【…若井くん、可愛いかr…】
ボコッ
【ゔぐッッ、ぁ゙…】
鈍い音とともに風磨さんが少しよろける
涼ちゃんに抱きしめられたままの俺には
よく見えないが、風磨さんの苦しそうな声は聞こえてくる
ボコッバキッボコッッッ
【っ、ぐぁッ、ゔッ、あ゛ぐッッ‼】
【は、ぁ゙…あ゛がッッ、!!】
ふーっふーっ、と息を荒立てながら掴みかかる元貴
俺から離れた涼ちゃんが、
ゆっくりと元貴を止めにかかる
〔もうやめなよ、
今やったってどうにもならないでしょ〕
〔元貴、一応この人アイドルだよ〕
『だから…だから殴ってんでしょ、!』
『お前なんか…お前なんか…!!』
手を離せばまた殴りかかりそうな元貴を涼ちゃんが抑え、
風磨さんがホッと息をついた
数秒、無言が続いた
その無言を破るように、
〔…そろそろ行こっか、若井。〕
と、涼ちゃんが言う
涼ちゃんには涙の跡が見える
しかし、不自然にはだけている俺を
見ても顔色は一切変わっていない
1番近くで、聞いていたはずなのに…
それはやっぱり、 俺のことなんてもう
なんとも思ってないからなんだろうか
ニコッといつもの優しい笑顔を見せてくれる
「…涼ちゃん、…」
『…若井、立てる?』
「…たてなぃ、」
『マネージャーに毛布持ってきてもらうから、一旦僕達の楽屋行こう』
元貴の肩を借りて、ズルズルと半分引きづられながら風磨さんの楽屋を出ていく
【若井くん、またね♡】
風磨さんのその言葉に、
俺は振り返らなかった
fum視点
大森くんと若井くんが出ていったあと、
部屋は俺と藤澤さんで二人きりとなった
【…藤澤さんは行かなくてよろしいんでしょうか?】
〔…うちのメンバーが随分お世話になったようで、〕
俺は、大森くんに殴られた頬をさすり、座る
【…あぁ、こちらこそ】
【思いっきりやられたなぁ…はは、】
軽く笑うと、
ペシッ
ビンタ、と言える強さなのかはわからないが、藤澤さんに頬を叩かれる
【…、ッた、…】
〔…許しません、〕
【え、?】
〔元貴を泣かせたことも、
若井を奪い取ろうとしたことも〕
〔いつか二人が許しても、
僕は絶対…貴方を許しませんから。〕
大森くんほどの気迫はないが、
キッと睨んでから、藤澤さんは部屋から出ていった
【…なに、あの顔……】
【…藤澤さんも、…いいなぁ…♡】
静寂の中、俺の声だけが残った。
Next♡💬
みなさん無理矢理がお好きなようで…🙂
差し込んでみました🥹
長いし、遅くなってごめんぬ😬
りょつ右編は無いからにょ😉
コメント
9件
うっひょー!!!だいすきです!!!
推しにボコされる推し!最高!
うふふふこういうのも大好きです❗️ 風磨さんやってくれましたね〜、涼ちゃんまで目をつけられてしまった…