「見て見て裕孝!レインボーソフトクリーム!」
「うわ、外国のアイスっぽいな!」
乗り換えを挟みつつ電車に揺られること3時間。そこからバスで40分。
やって来たのは、L県S市の避暑地だ。青空に原色の花々がよく映える、海も山もある最高のリゾートスポット。
メインストリートを歩きながら、俺と瑠斗は早速ソフトクリームを購入した。近くに牧場があり、新鮮な生乳たっぷりの甘くて濃ゆいソフトクリームだという。
「うんまい!」
「そのレインボー、味はどうなってんだ?」
「チョコとイチゴとバナナ、抹茶にソーダとカフェオレ、バニラだって!」
「美味いのか…?」
普通サイズのバニラソフトを食べる俺の横で、7段の虹色ソフトをニコニコ顔で舐めている瑠斗。昼飯前だと注意しても聞く耳を持たず、結局ぺろりと完食してしまった。
「賑やかで******************
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