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5月7日____
あれからいるまとの生活が始まり俺は逃げれないと確信した。ドアノブにある罠ともし逃げてバレたら酷いお仕置があるという2つの理由で。
学校も行けず、外にも出れず真っ白い空間で過ごすだけの日々。
何かしてないとソワソワしてしまう。
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あれから1週間経った。
未だに会話は弾まないどころか話すらしない。俺が起きてきた時にアイツは挨拶を交わしつつ朝飯を用意してから仕事に行き夜は俺が寝てる時帰ってくるようなそんな毎日。
今日も真夜中、俺は布団の中で眠る。だが最近しっかり睡眠が取れない気がしていた。しかも今日は少し気温が低かったのか部屋の中が寒いという最悪な時だった。
仕方なく俺は起きてリビングに行き飲み物を探した。だが冷蔵庫の中には麦茶も何も無い。 仕方なく水を飲もうとコップの棚の所まで行こうと足を動かした時アイツが帰ってきた。
((ガチャッ
📢「………」
🍍「ぁ…おかえり…」
📢「…!お前まだ起きてたのか?」
アイツは戦闘じゃなかったのか血塗れになっておらず朝見た姿とあまり変わらなかった。
📢「早く寝ろよ、深夜だぞ」
🍍「…眠れ…なくてッ……」
俺がそう言うとジャケットを脱ぐ手を止めて俺の方を見た。なにか変なのだろうかと下を向き自分の姿を見たが特におかしい所はない。再び前を見れば首元に巻かれてるネクタイを取り椅子にかけてたジャケットを縦に畳んでネクタイと一緒に腕にかける
📢「…布団に潜ってろ」
🍍「……え?」
アイツはそう言い放ち脱衣場へ向かった。まぁアイツも俺になんて興味がある訳ないだろうし、そんなガキっぽい悩みなんて聞く時間も無駄なんだろう。俺は仕方なくまたコップを取りに足を動かした。
🍍「………」
ベッドに戻ってから数十分経ったが未だに眠れない。自分の身体を抱きしめるように暖を取りつつ目を瞑り眠ろうとする。足先も手先も冷たくて被ってる布団ですらもひんやりと感じる。
目を瞑りながら家族の事を思い出していく。もう高校生なんだから1人で眠らなきゃいけないのにいつも寝る時隣には愛おしい弟達が俺にくっついて寝ていた。暗い部屋の中で学校の話や今日遊んだ話をしたり絵本を読んだり…気づけば俺の両サイドにはこさめとみことの可愛い寝顔があって幸せな気持ちで夢の中に入っていた。
優しい記憶と不安な気持ちが俺の涙腺を弱くしていく。今は元気にしているか、幸せに暮らして欲しい、そう願う位しかできなくて。
そんな時、部屋の扉が開いた。
📢「…まだ起きてたのか」
風呂上がりなのだろう。髪は後ろの襟足までは乾ききっていないのか首にタオルを巻き長袖のトレーナーを着たラフな格好でアイツが入ってきた。
📢「…これ、飲みな」
🍍「…?」
アイツの右手にはマグカップがあり、受け取り中を見ればホットミルクが入っていて温かい湯気が俺の顔に当たる。
🍍(コイツは俺に餌付けをすれば良いと思ってんのか…?)
口には出さず頭の中で思っていたが今は少し有難く感じていた。
📢「それ飲んだら寝ろよ」
またリビングへ行くのだろうか身体をUターンして戻ろうとした。
俺は何故かそれが嫌だと感じてしまった。
相手は犯罪者なのにあの時みたいに泣いてた俺に優しい目で頭を撫でて欲しい。
戻ろうとする後ろ姿に腕を伸ばし引き止めようとしてアイツの着てるトレーナーの裾を掴んだ
📢「ん?」
🍍「……ッあ…えっと…」
自分で引き止めたのに恥ずかしくて言えない。人に甘える事自体俺はしてこなかったから余計に。でも不器用なアイツの温かさを知ってしまったから。1つわがままを言ってしまってもアイツはきっとやってくれるだろうと無い根拠と自分の願望にしがみついた。
🍍「ッ…傍に…居て欲しいッ…///」
📢「…ぇ」
俺からのわがままに当然アイツは驚いた顔をしていた。でも直ぐに平静を取り戻しベッドに座ってる俺の前まで行きしゃがみこんだ。
📢「…早く飲みな?」
そう言うと俺の左手を手に取り握ってくれた。アイツは俺より大きくゴツゴツとした男っぽい温かい手で俺の手を包み込んだ。
🍍「ッん…///」(コクコク…
砂糖か蜂蜜が入ってるからかほんのり甘い。1口飲み込む度に身体が少しずつ温まってきた。
🍍「…美味しかった…」
📢「ん、良かった…眠れそうか?」
俺を掴む手が少し離れそうになる。アイツからの温もりがすぐに消えてしまうと思い俺は手を離さなかった。
🍍「……眠れないッ…かもッ…」
ひとりぼっちは寂しい___
だから……
🍍「…ッ触って…ほしぃ…/////」
俺はおかしくなっちゃったのだろうか、
それともミルクに何か仕掛けたのだろうか
📢「ッ…なつ…」
🍍「ッふーッ…ふーッ…///////」
街が寝静まる真夜中、2人でシングルベッドに入り寝ながら自慰行為をする。身体を向き合い自分のを抜くこの光景に俺は恥ずかしくているまの胸元に顔を押し付けた。
🍍「恥ずかしッ…もッ…むりっ…/////」
📢「ッ…お前から誘ってきたのにッ…」
そう言うといるまはいきなり俺のを触れるとお互いの陰茎同士をくっつけて上下にピストンをし始めた。
🍍「ッあ♡..んぅッ…ふッ…ぅう…//////」
📢「ッはぁッ…はぁッ…//」
誰かに触られるのは初めてなのに気持ち良くて声が漏れてしまう。お互いの身体が少しずつ熱くなり額に浮かぶ汗が止まらない。
🍍「ッん♡んぅッ♡はぁッ…んあぁっ//////」
📢「ッくっ…なつッ…先端触れ…///」
いるまにそう言われ亀頭をゆっくり触れていく。それだけで刺激が強すぎて身体が反応し声が漏れ、いるまも顔をしかめていた。お互い先走りが溢れ出てきて手も陰茎もヌルヌルになっていき手のスピードが早くなっていく。
📢「ッ…なつ…かわいッ…w///」
🍍「きもちッ…はぁッ♡んあッ♡いるまッ…んんんッ♡//////」(ポロ…
だがイきそうでイけない。物足りない。
そう思ってる時いるまは片方の手の2本指を自分の口に入れた。口から出た指はいるまの唾液で濡れていた。そして陰茎を扱っていた手で俺の片足を掴みいるまの太ももの上に乗せると唾液のついた指で俺の穴に挿れた。
🍍「ッッッ!!?♡やぁ”ッ…!///////」
俺の静止の声も聞かずにいるまはピストンとアナニーを同時にし始めた。
🍍「んうぅ”ッ!♡あッ!♡んあ!♡やぁ”ッ♡イくッぅ”ッ♡//////」(ビュルルル♡(ヘコヘコ♡
📢「腰動いてるよッ…?/////」
そんなの気にしてられなくて快感に夢中になる。ただ生理的な涙を流しながらいるまの服にしがみつく事くらいにしかできなかった
📢「ッも…ちっとがんばれッ…///」
いるまはピストンを速めつつ俺の前立腺を触れ始める。前と後ろからの刺激によって俺はイくのが止まらなかった。
((シュコシュコシュコシュコ!♡ ((スリスリスリ…♡
🍍「んあぁ”あ”ッッ!?♡だめッ!♡もぉ”ッ♡しんじゃッ…!!♡/////」(ビュルルルルル♡
📢「死なねぇよッ…かわいいなッ…///」
🍍「ッう”うぅッ!?♡んんあ”ッ♡あッ♡あぁッ♡んあッ♡ッあ”ぁ〜〜〜ッが”ぁ”ッッ!?♡♡///////」(ビュルルルルルルル♡
📢「ッ…はぁ”ッ…ぅ”ッ…/////」(ビュルルルル♡
いるまもイき、終わったのか陰茎を触る手も挿れていた指も離して抜いてくれた。
部屋の温度は寒いと言っていい程に低いのに身体が熱くて着てる服が邪魔くさい程俺たちは暑かった。
📢「…寝なッ?ッ俺も寝るから…//」
いるまはそう言い俺の背中に手を周し抱きしめてくれた。抱き締められた温もりが弟達と寝た幸せな夜と少し似ていて離したくなくて俺も軽く抱き返してしまった。
そんな安心感に包まれながら汗と精液で濡れたベッドの上で俺はそのまま眠りについてしまった。
また朝を迎えた。
周りを見ればシーツは新しく変わっていて俺の着てる服も新しい物に変わっていた。
リビングに行けば今日もアイツは朝から居なくて静かな空間が広がっていた。すると朝食を届けに来たのか前に顔を合わせたアイツの部下が来た。まだ関係値が浅いため挨拶はだいたいお互い頭を下げる。
🍍「…いるまって…今は…?」
「…!いるまさんは今お仕事中です」
そう返答が返される。 きっと朝から忙しいはずなのに片付けと着替えをさせてしまった事に罪悪感が混み上がってきた。
「…今朝いるまさんを見た時結構ご機嫌が良いご様子でしたよ?」
🍍「ッえ……?」
「なつ様から甘えてくれたと仰ってました」
そう言いながらクスクスと笑っていた。
罪悪感と同時に俺の意思で犯罪者を誘ってしまったという事実に羞恥心と絶望感が混じった朝だった。
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