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如縣 遼太
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#神代 蒼月
如縣 遼太
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如縣 遼太
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【君がいたから。(語り手⋯萩原研二)】
俺がこっち側に来てから、ずっと後悔していることがある。
それは、陣平ちゃんに「まぁ、そん時は仇をとってくれよ。」なんて言っちまったことだ。
俺が陣平ちゃんに、仇撃ちなんて重荷を背負わせた?ずっと、心配していた。
俺はずっと上から見ていた。4人の仲間の成長を。
一緒に泣いて、笑って、喜んで。あいつらに俺の姿は見えないけれど、いつも一緒にいた。
だから今日はやけに嫌な予感がしたんだ。
陣平ちゃんがあの観覧車に乗って、ドアが閉まった時。そして、あの爆弾魔からの、悪魔のメッセージが見えた時⋯
俺はすぐにわかった。伊達に幼馴染をやっているわけじゃない。あいつは、多くの民間人のためなら、自分の命を差し出す人間だ。
最後に「悪いな萩原…どうやらおまえとの約束は…」って陣平ちゃんが言った時、俺は涙が溢れた。
見たくなかった。聞きたくなかった。なんで。なんで陣平ちゃんまで⋯。
俺の死に方より、全然かっこいいじゃないか⋯
でも、あとは他のみんなに任せた。アクセルを踏んで突き進めよ、班長、諸伏ちゃん、降谷ちゃん!
コメント
1件
読了しました。萩原さんの一人称視点、すごく染みました…「仇をとってくれよ」って言ったあの一言を、ずっと後悔してるんだなって。観覧車のシーンで「悪いな萩原」って聞こえた時の表現、胸がぎゅっとなりました。自分の死に方より「かっこいい」って思うところに、萩原さんの優しさと悔しさが詰まってる気がします。続き、気になります!