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わたしは幸せ者__________
注意
・まふかな(朝比奈まふゆ 宵崎奏)
・告白シーン有
・付き合います
・キャラ崩壊、解釈の不一致等有るかも
・二次創作
・誤字脱字有るかも
・設定があやふや…?
・小説久しぶりすぎて書き方変わってるかも(許して☆)
START
ある日、セカイでわたしが作ったデモを聞いてもらうために、集まってもらった。
「じゃあ、流すよ」
皆が頷く。
これは何をしているのかと言うと、わたしたちは、
『25時、ナイトコードで。』(通称、ニーゴ)という、正体不明の音楽サークルの活動の1つ。
わたしは、宵崎奏。
ニーゴの作曲担当。
一応、ニーゴを作ったのが、わたしだから、リーダーらしい。
デモを流し終わると、みんなに意見を聞く。
「ボクはいいと思う!」
このピンク色の瞳と髪の子は、暁山瑞希。
ニーゴの動画(MV)を作ってくれる。
瑞希の動画のセンスは凄いと思う。
「私も瑞希と同じでいいと思う!」
「瑞希と同じでっている?」
「うるさい、別にいいでしょ?」
「はいはい」
瑞希と口喧嘩?してる子は東雲絵名。
ニーゴのイラストの担当。
絵名は、ちょっと気が強いけど、そこが絵名のいいところ。
「…私も、いいと思う」
最後に、物静かな子は朝比奈まふゆ。
ある事をきっかけに、わたしの曲で彼女を救うことを約束した。
ニーゴの作詞やMIXを担当してくれてる。
わたしを含めた、この4人がニーゴのメンバー。
このセカイっていう場所についての説明は…
まふゆの『想い』から出来た、特別な場所。
…わたしは誰に向かって説明してるんだろう…。
「じゃあ、この感じで曲を作るね」
「うん!」
「おっけー」
「わかった」
そこから、各自、自分の担当の作業に移る。
このセカイはある曲を流すと入れて、曲を止めると、現実の世界に戻ることが出来る。
わたしが、曲を止めて現実の世界に戻ろうとすると、まふゆがこっちを睨んで…?見ている。
「ま、まふゆ?どうしたの?」
曲を止めようとしていた瑞希と絵名がこっちを見る。
「…奏を見ると、体…心が温かくなる」
「そ、そうなの?」
瑞希と絵名は何か話し合ってるみたい。
「体が温かかくなる…熱とか?」
わたしは、頭に浮かんだ原因になりそうなものを言っていった。
すると、
「あら、今日は、ミクやリンたちはいないのね?」
この声は…
「ルカ? 」
わたしたちの後ろに、瑞希よりも濃いピンク色の髪色のバーチャルシンガーの巡音ルカが来ていた。
セカイには、初音ミクを初めとした、バーチャルシンガーが来る。
瑞希と絵名は少し心配そうな顔をしている。
「見た感じだと、デモは流し終わったみたいだけど、何かあったのかしら?」
わたしは、事情を説明した。
すると、
「それなら、私に心当たりがあるわ」
ルカはわたしたちに無い考え等を教えてくれる。
是非教えてもらおうと聞いたけど…
「ちょ、ちょっと待って!ストーップ!」
瑞希が間に入ってきた。
「なんで?」
まふゆが少し強めに言う。
「そ、それは、ちょーっと刺激が強いといいますか…なんと言いますか…」
瑞希と絵名はルカが何を言うかわかってるのかな…。
「ルカ、言って」
まふゆがルカを睨みながら言う。
「ええ、言うつもりよ」
睨まれてるのに、大人な笑みを浮かべている。
ルカは、一息おいて言った。
「多分、まふゆが抱えているその想いはこいじゃn…」
「はぁい!ストーップ!!!!!」
絵名がルカの口を抑えて、瑞希が大音量でルカの声を掻き消す。
なんて言ってるのか聞こえなかった…。
そんなに聞いちゃいけないことだったのかな…。
まふゆが流石に怒ってしまったのか、瑞希の腕を握る。
「待って!痛い痛い!死んじゃう!」
瑞希はまふゆに腕を握られ、痛がって泣きかけているし、絵名はルカの上に乗って口を塞いでる。
…今日も、元気…だね。
あのデモの日から数日が経った。
まふゆの家庭の事情で、わたしとまふゆは一緒に住んでいる。
この生活にも慣れてきたな。
最初は凄い緊張したけど、なんとかなってきて、今は普通に生活できている。
「…明日、部活の朝練があるから、もう寝るね」
まふゆが言った。
「わかった」
「おっけー」
「おやすみー」
まふゆは、椅子から立って、ドアノブに手をかける。
「奏、早く寝て」
「あ、う、うん」
そう、わたしが言うとまふゆは部屋を出る。
たまに、こうやって心配してくれる。
心配っていうか、わたしが倒れちゃったりしたら、面倒だろうし、何より作業ができないから言ってくれてるんだろうけど…。
曲がもうすぐ出来そうだから、出来たら寝ようかな。
わたしは、少し気合を入れる。
「おっ、気合入ってるー!」
「K、頑張れ!」
「ちょっと恥ずかしいな…」
瑞希と絵名が応援してくれる。
2人も作業があるのに…。
っていうか、ミュートしてなかったんだ…。
そんなことを考えながら、作業に戻る。
ここのメロディーは…
いつも間にか、朝になっていた。
思ったより時間かかっちゃったな…。
2人は…いつの間にか落ちてる…。
そんな集中してたんだ…。
…朝ごはん用意しなきゃ。
頭がぼーっとする。
まあ、そんなこといつもの事なんだけど…。
「おはよう」
「うわっ?!」
後ろからまふゆに声を掛けられ、びっくりして、足を棚にぶつけた。
「ごめん、大丈夫…?」
「あ、う、うん…」
まふゆの手を取り、立つ。
まふゆは、わたしの顔を見て、少し驚いた表情を見せたけど、直ぐに戻った。
「…奏、寝てないよね…?」
「…寝た」
まふゆからの圧に嘘をついてしまった。
「本当?」
「…本当」
まふゆは、ため息をついて、すごい速さで朝ごはんを作った。
「これ、食べて寝て」
あれ、嘘ついたんだけど、バレた。
「だ、大丈夫だよ、まふゆ」
「大丈夫じゃない、寝て」
こ、こんな、食べれない…。
「食べないなら、学校休む」
「ええ?!」
「本当」
ま、まふゆに迷惑はかけられないし…。
食事作ってもらってる時点で、迷惑かけちゃってるけど…!
「わ、わかった、食べるよ」
頑張ってまふゆが作ってくれた朝ごはんを食べた。
「学校の時間…大丈夫?」
「どうでもいい、寝て」
まふゆの手がこっちに来る。
「え」
わたしは、お姫様抱っこされた。
「ま、まふゆ?!ちょ、ちょっと!」
「暴れないで、ベッド行くよ」
わたしを抱っこしながら簡単にドアを開けた。
片手で持てる程、わたしってそんな軽いのかな…。
わたしをベッドに乗せ、 布団をかけて、「おやすみ」と声を掛けて、足早に部屋を出た。
ええ〜…。
今の行動全てが衝撃的すぎて寝れない。
すると、わたしの脳内にある計画が流れた。
「作業をすれば、自然と眠くなって、寝れる!」
「そうすると、まふゆは寝てくれてハッピーになって、わたしもハッピーになれる…?」
こうなったら、作業をするしかない!
そうして、わたしは、椅子に座り、作業に入った。
この時の奏の脳内は、徹夜で作業していた頭で考えた最も効率がいい睡眠の方法だった。
「ただいま」
まふゆがドアを開けて部屋に入ってきた。
「奏?」
「あ…」
そう、わたしは寝ていない。
ヘッドホンを付けて、マウスを手に持ち、目には隈。
「なんで、私の言う通りにしてないの?」
「えっと…」
段々まふゆがこっちに近づいてくる。
「ま、まふゆ!ちょっと聞いて!」
まふゆが目の前に来た時、まふゆは、わたしをギュッと抱いた。
「え?」
「…奏、私は…奏が大事」
「奏が倒れたりしたら…私はどうしたらいいか分からなくなって消えちゃうかもしれない」
「…え?」
脳が理解できない。
さっきまで、まふゆの顔は完全に怒っていた。
まふゆの後ろには謎のオーラがあったし、圧もあった。
それなのに、今は抱かれている。
「本当に奏が大事なのに…奏は、聞いてくれない」
「どうして…聞いてくれないの…?」
まふゆの抱きしめる力が強くなる。
「ご、ごめんね?」
わたしの口から謝罪の言葉が自然と零れた。
でも、離してくれない。
「…この前、ルカが言いかけたこと、奏は聞こえた…?」
「ううん、聞こえなかった」
あの日、ルカが言いかけた言葉は、瑞希と絵名が聞かせてくれなかった。
「…私は、ルカが言いかけたことが分かった…」
「そ、そうなの?」
「…あの日…ルカが言いかけてたのは…」
「『多分、まふゆが抱えているその想いは恋じゃないかしら?』って言おうとしてたんだと思う…」
「え?」
恋?
「それで…私は分かった…」
「私は…奏が好き」
「…え?」
わたしは、頭を銃で撃ち抜かれたようか衝撃が走った。
脳がパンクを起こしている。
寝ていないから、尚更。
「あの二人もわかってたんだと思う…」
「奏が私を救ってくれるって言った時、私は嬉しかった…」
「大好きで…本当にどうしようもない程…愛してる」
まふゆは、わたしの後ろに回している手をわたしの顎に置いて、キスした。
頬でもおでこでもなく、唇に。
「へ?」
「好きな人…愛している人が苦しんでいるのを見たくない…」
「…だから…奏、寝て欲しい」
ただでさえ、寝ていなくて働かない頭が完全にパンクして、前が段々見れなくなってきた。
顔が熱い。頭が痛い。
働かない頭でも、寝なきゃ行けないことは分かった。
でも、立てない。
「た、たて、ない」
「…」
まふゆは無言のまま、わたしを持ち上げる。
そして、ベッドの上に乗せる。
「…大丈夫…?」
横になったことで、少し、マシになった。
「…大丈夫…だと思う…」
「…奏の大丈夫は大丈夫じゃないから…何か食べたいものある…?」
「…いや、ちょっと…寝させて…」
「…分かった」
「おやすみ」
この事は起きてから考えよう…。
そうして、わたしの意識は、闇の中に落ちた…。
「んぅ…」
わたしは、目を覚ました。
「ふわぁ…」
欠伸をして伸びをする。
久しぶりにこんなに寝たな…。
ベッドからおりるために横を向いた。
…まふゆがいた。
「わっ?!まふゆ?!」
「おはよう」
脳が完全に覚醒した。
「お、おはよう」
心臓がバクバクしてる。
怖かった。
時計を見ると、8時過ぎ。
「まふゆ、学校は?」
「行かない」
「え?」
「奏の看病…好きな人の看病をしたいから」
「っ…!」
…そうだ。
昨日、好きって言われたんだ。
「…昨日のとは別に…言いたいことがある…」
まふゆが真剣な顔をして言う。
「私は、奏が好き…」
「っ…」
改めて言われると…恥ずかしいな…。
「私の…奏が好きなところは、自分のことよりも他人を優先して…優しくて…努力家で…」
「奏の全てを愛してる」
「…」
恥ずかしくて、何も言えない。
昨日よりも顔が熱い。
心臓がうるさい。
「今まで…奏のことを支えてあげられてなかったかもしれない…」
そんなこと…ないよ。
「でも、これからは、ずっと、支えたい…」
まふゆの顔も赤い。
まふゆは、一息おいて言った。
「…だから、私と…付き合ってくれませんか…?」
「で、付き合ったと」
「うん」
「家の中で?」
「うん 」
「家の中で…ね…」
「うん」
「凄いね、まふゆ」
「…からかってる?」
まふゆが瑞希を睨む。
「違うよ!!!!!」
まふゆから告白された次の日。
ニーゴの新曲の打ち上げの為、ファミレスに来ていた。
今の会話から分かると思うけど、あの後、わたしは恥ずかしかったけど、付き合うことを決めた。
付き合うって具体的に何をするかは分からなかったけど、救いたいって思う人と付き合いたかったから。
「でも…」
絵名が気まずそうに言う。
「近づきすぎじゃない?」
まふゆは、わたしにバックハグしていて、離れない。
「そう?」
バックハグしてる本人は分かっていないらしい。
「まふゆ、食べたいものある?」
「奏の食べたいもの」
「場所弁えなさいよ!」
「まあまあ、絵名、どうどう!」
「うるさい!」
「はいはい、あ!すみませーん!」
瑞希が店員さんを呼んで注文してくれる。
「ふふっ」
わたしは、笑ってしまう。
「どうして笑うの?」
まふゆが不思議そうに言った。
そして、わたしはまふゆの顔を見ながら言った。
「わたしは幸せ者だなあって思って」
まふゆは驚いた表情で抱きついている。
少し抱きつく腕が緩んだ気がする。
「まふゆみたいな美人な人と付き合えて嬉しいよ」
わたしは、素直に自分が思ったことを言った。
「しかも、救いたいって思った、大好きな人とね」
「まふゆ、大好きだよ」
「ま、待って!奏!ストップ!」
「え?」
まふゆが顔から湯気を出してわたしの背中に顔を押し付けている。
「ま、まふゆ、ど、どうしたの?」
「うわ、わかってない感じ?」
瑞希の顔が引きつっている。
「え、えっと、ま、まふゆ、ごめんね?」
「……奏のそういう所…本当に卑怯だよね」
まふゆが低い声で言った。
「お、怒っちゃった…?」
「そりゃ、怒るでしょ」
「うん」
瑞希と絵名の顔が少し赤い。
「みんな、何でちょっと顔が赤いの?」
「まふゆに関しては、ちょっとじゃないけどね…」
「も、もしかして、みんな具合悪い?」
「…奏って鈍感かもね」
「鈍感じゃなかったら、こんな女たらし出来ないわよ」
「お待たせ致しましたー」
「あ、来たね」
「みんなで乾杯しよっか!」
「わかった」
「…うん」
「それじゃー、2人のお付き合いと新曲アップを祝してー!」
「え?!」
「かんぱーい!」
「かんぱーい」
「か、かんぱーい…!」
「…」
あとがき的な的なテキーラ
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みなさーん(コンニーゴ★(^∇^)
まふかなって良いですよねフフフフ(?
ふへへ(キショ
まふゆの照れてるところだあいすき(キショ
これだけで飯食えるで(キショ
なんか若干まふゆのキャラ崩壊が起きていた気がするという話題はまふゆの弓道の練習の的にさせまして(?
この物語はね、僕が毎晩寝る前に考えていた作品なんですよね!
約6000文字を1話に!!!!!
本当は、前編後編と分けようと思っていたのですが、まあ、忘れたんですよね☆
それで、約2時間かけた作品なんですわ!
朝起きてから顔洗って歯磨いてから書いたので最初らへんは脳が覚醒していないので語彙力死んでる可能性が…
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ここら辺で僕のいらない話は終わりにしまーす
それではー、おつしゃいーん!(2025/08/04 11:37:56)
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