コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠️こちらは主の完全オリジナル腐物語です
主はオリジナル小説を書いたことないです、下手かもしれません、あと、長文です。
地雷な方は記憶から削除してください。
では〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俊「まじで疲れたぁ…」
見るからにだるそうな歩きで、古めのマンションの一室に向かう。
俊「ん?なんだあれ…」
階段から見えた家のドアノブに、黒い箱が透けた白いビニール袋が掛けてあった。
「おっ、これ弁当じゃん!ラッキー♪…なんか付箋あんな…」
「“よかったら食べてください。”?ふ〜ん、まぁ夕飯買う手間省けたしよかったか」
ガチャ
「いただきま〜す」
知らない人の弁当を食べるなんてちょっと危ない気もするが、そんなことより最近金欠だったので食べなきゃもったいないという気持ちが勝ってしまった。
「うぉ、うめぇ!」
意外にも味は良く、体にも問題はなかった。
野菜が多めで、健康にも良さそうだった。
「!じゃあ俺も付箋になんか書こ!」
机に置かれた黄色い付箋を勢いよく取り、ペンで勢いよく言葉を書く
「“弁当ありがと!”」
階段を降り、いつも通りの大学へ。
絵を一通り描き終わった後に食堂ではっと思い出したかのように友人に云う。
「あのさ、そういえば」
光「なに?」
潤「彼女が出来たんか〜?」
「んな訳ねぇだろ、いや、昨日ね?ドアノブに弁当掛かっててさ」
潤「ぁ?なにそれ、知らん人の?」
「ん〜、そう。」
光「え、何食ったん!?」
「いや、食べなきゃ勿体なくね?」
光「は!?やばいって、もしやべぇやつ混じってたらどうするつもりだったん?!」
潤「危機感なさすぎだって」
「そうかぁ〜?まぁ、いいや。」
潤「早めに警察に言えよ。」
「なんで?」
潤「そいつって要はストーカーだろ?危ねぇだろ。」
「まぁそうだけど…」
光「まじで潤の言う通り過ぎるって」
「…気をつけるわ…」
「まぁ、大丈夫っしょ。」
「でも確かに誰なのかは気になるわ…」
内心、そう思っていた。
少し早めに家に帰れた。なので、折角だから犯人を探ろうと思い、いつもは登りきる階段を、今日は途中でしゃがんで様子を伺った。
少し待っていたら、誰かの足音が聞こえた。
「来た…誰だろ…」
見てみるとそこには高校生くらいの小柄めな男の子がいた。
「今日も食べてくれるかなぁ…」
ぼそっと言うと、のそのそとした歩き方で隣の部屋へ行ってしまった。