テラーノベル
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? っ…ここどこ?
誰かいないの?
と声を荒げると奥の方から声がした
琴音 あ、杏!
私の親友ことねだ
杏 琴音!ここ…どこ?
琴音 私もわからないの…とにかくここから出よう
そう、今いる場所はおそらくどこか知らない場所の知らない路地なのだ
薄暗くて、空気が冷たくて、なんだか嫌な雰囲気がする
杏 そうだね…とにかく出ないと
そう言いながら、私小桜杏と、親友の佐伯琴音
私たちはここから出るための道を探した
これから起きることも知らずに…
数分すると、琴音があった!と叫んだ
杏 え、本当!?今そっちいくから待ってて!
そして、琴音の声がした方に向かうと
路地の隙間から、太陽の光が刺していた
だけれどなんだか違和感を感じる
杏 …ねぇ琴音、少しやめとかない?
琴音 なんで!?せっかく抜け出せる所を発見したのに
でも、と言い返そうとしたが、実際嫌な感じがするのはなんとなくだしここから早く出たほうがいい
そうだね
と言い、私たちは、路地から体を出す
路地の隙間はとても狭く、人1人が通れるかくらいだったので、先に私からいく事にした
杏 よいしょっと…
そうして、やっとの思いで体が出せたが…
外の景色を見て、私は体の背筋がヒュンとなるのを感じた
これ、だめだ
直感で感じた私は琴音に来ちゃだめ!と叫ぶが時はすでに遅かった
琴音え?なんで?
叫んだ時にはもう琴音も出てきていたのだ、
杏ここやばいよ!戻ろ!
と叫んだが、大丈夫だよ〜とヘラヘラ笑いながら琴音は先に進んでしまった
助けなきゃ、という思いがあったが、私はさっき見たものの恐怖で足が動かなかった
杏 琴音!お願い戻って!
私の必死の叫びも届かずグイグイと先に進む
もうだめだ…
そう思った私は、さっき見たアレに見つからないよう声を止める
すると、少しも立たないうちに琴音の悲鳴が聞こえてくる
だめだった…
私は親友を助けられなかった
という思いで膝から崩れ落ち、涙が溢れてくる
しかし、そのせいでか、アレに見つかってしまった
アレは八つの尾と頭を持っており
大蛇の形をしている
そこから推測するにおそらく妖怪八岐大蛇だろう
八岐大蛇とは神話時代にいた妖怪で妖怪内で最強と呼ばれている
しかし、今現在は八岐大蛇は討伐されていて、存在しているわけがない
しかし、今実際目の前でいるのだ
でも、今はそんな事どうでもいい
八岐大蛇の大きな口がだんだんと目の前に迫ってくる
まぁ、子供を食うって言われていたしな
これは、琴音を助けられなかった償だ
そう思いながらも目を閉じる
八岐大蛇の唸り声が聞こえた後意識がすっと途絶えた
コメント
2件
読んでくれんのまじ嬉しすぎる
めっちゃ怖かった!