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62
もっち
46
13
甚爾くんが家を出てから20年。
今どこで何をしてるかなんてわからん。
でも、どうでもええわけやない。
正直気になる。
甚爾くんは俺のことなんてもう忘れとるやろな。
どうでもええガキやったんやろな。
でも、俺はずっと、甚爾くんのこと忘れられへんかったで。
直「なんや、雑魚が何人かかってもみんな同じやね。出直してきぃ。」
軀倶留隊「う…、」
なんも楽しないわ。
ーおよそ20年前
直「当主になったら、甚爾くんのことバカにしたやつ全員追い出すねん!」
甚「はっ。そしたらお前一人になっちまうだろ。」
直「甚爾くんがそばにおったらそれでええねん!」
…俺は甚爾くんがおらんくなった日から、ずーっと独りやで。
コメント
1件
ああ、これ…胸にくるなあ。20年経っても忘れられない人のこと、子供の頃に交わした約束のこと。直さんの「甚爾くんがおらんくなった日から、ずーっと独りやで」って最後のセリフ、声に出して読みたくなるほど響きました。当主になってからもずっと心のどこかで彼を探してたんだろうなって思うと、切なくてたまらないです。成長した直さんの強さと孤独が、関西弁の優しい語り口でじんわり伝わってきました。次が気になります。