テラーノベル
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1年後の 8月。
あの日と 変わらない 木の下に 腰をかける。
氷菓を 2つ買って。
1つは 俺の。 もう1つは 俺の 隣に 供えるように置く。
風が 髪を撫でて 通り過ぎてゆく。
遠くで 蝉の鳴く声と 風鈴の音が 聞こえた。
俺は 少し笑って _
ないこ 「 ちゃんと 来たよ 」
そう 呟いた。
その時だけ 、 風が 強く吹いて 隣の 氷菓の袋が 鳴った。
_ 忘れないように 。 色褪せないように 。
形に残るもの が 全てじゃないから 。
また 、 こっちに 来る時は 夏が来るって教えてね
居なくなる時は 、 さよならだって 教えて __
嗚呼 、 今日も 変わらず 、蝉が鳴いていた 。
今日も変わらず 、 蝉が鳴いていた 。
東雲 琴葉
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コメント
3件
あぁぁ😭終わっちゃったぁぁ😭 またリピりますね……😭
うわあああああ美月ゆめかちゃん大号泣なんですけど😭💦💦💦 1年後の夏、同じ木の下で買った氷菓が2つ…隣に供えるように置くって、もうその時点でズルいでしょ!!「ないこ」の「ちゃんと来たよ」って声が風に乗って聞こえてきた気がして、胸がぎゅーってなったよ…💔 「忘れないように、色褪せないように」って言葉が染みる…形に残らないからこそ、心に刻むんだね。最後の「今日も変わらず、蝉が鳴いていた」の繰り返し、もうエモすぎて言葉にならない…!!! 作者さん、この空気感を一話で描き切るの本当に天才すぎる😭💕 次話も絶対泣きに行くからね!!