コメント
7件
屑だ…!!!!!
「一人にしないで」
そんな言葉が貴方に届いたことは無い。
貴方はいつも笑顔で誤魔化していた。
でも、そんな所も大好きだった。
貴方がなにを、どう思っているのか知りたかった。
私の事、私の全て、私との関係。
嫌いなのか、好きなのか。
貴方を信じていいのか…。
聞きたいことは山ほどある。
でも、関係を崩したくない。だからこそ聞かない。
貴方に突き放されたくないから。
あなたのそばに居たいから、居させて欲しいから。
彩「入間さん、もう起きないと」
彩の優しい声で目が覚める。
まだ頭がクラクラしている。
どこかを強く打った時のようだ。
「まだあなたの膝で寝ていたい」
そんな事を言えば引かれるだろうか。
それとも、「いいよ」、そう言って貰えるだろうか。
彩「……さ、起きてください、仕事でしょう?」
ニコリと笑みを浮かべる。
その笑顔に何が隠されているのか、考えたくない。
銃兎「……すいません…すぐ、退きます…」
彼の言葉から少し経ってからそう言い起き上がる。
「行ってらっしゃい」斗言わんばかりに銃兎の頬を撫でる。
頬を撫でられれば銃兎は嬉しそうにその手に擦り寄る。
もう、時間だろうに。
銃兎「…少し、少しだけ…」
ストン、と彼の隣に座っては顔をこちらへ向けさせる。
ドクンドクンと鼓動が高鳴る。
緊張と背徳感で頬が赤く染る。
彩は覚悟できたかのようにゆっくりと目を閉じ、銃兎の腰へと手を回す。
「彼と一夜をすごしたい」
なんて願いは叶わないだろう。
しかし、今、叶ってしまったら?
現実味のない話だ。
彩「……ん」
そうして2人は口を重ねる。
銃兎は嬉しそうに目を瞑る。
たった数秒のことなのに、少し長く感じる。
✧• ───── ✾ ───── •✧
力尽きた
絵載せとく