テラーノベル
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みことは少し離れた場所で深呼吸をして落ち着きを取り戻している。
残る5人は、くじを引き直し、次の王様を決める。
「よし、次は……すっちーやな!」
こさめが笑顔で紙をめくると、すちの名前が出た。
「ん、ほんとだ…」
穏やかに微笑むすちに、他のメンバーの視線が集まる。
「1番が2番の乳首を開発して」
場に一瞬の沈黙が走る。らん(2番)といるま(1番)が互いに目を合わせる。
「……え、えっと……」
らんは戸惑い、軽く体を引くが、いるまは後ろかららんを抱えるように座る。
「とっととやんぞ」
指先がらんの胸に触れると、らんは思わず息を漏らす。
「はっ……んっ」
触れられる感覚が、意外にも敏感で、身体がぴくりと反応する。
いるまは焦らず、ゆっくりと手のひらで胸を包むように触れる。
らんの吐息や体の微かな震えを感じ取りながら、指先を少しずつ乳首に沿わせ、じんわりと刺激していく。
周囲は冷やかす雰囲気でざわつき、こさめはにやにやと笑いながら「うわー!いるまくんテクニシャン!」と声を上げる。
ひまなつはじっと2人を見守り、興味津々の様子だった。
___
初めは、らんの胸に触れる指先の感触はくすぐったいだけで、らんは軽く身をよじる程度だった。
「……んっ、くすぐったいっ」
顔をしかめつつも、まだ恥ずかしさと戸惑いのほうが強い。
しかし、いるまがゆっくりと乳首の周囲を撫でると、次第に突起が硬く反応していくのを感じる。
「……あっ、ちょ、ちょっと……」
小さな声を漏らすらんに、いるまはさらに丁寧に、しかし確実に指先で突起を刺激する。
そして、ぎゅっと摘まれる瞬間――
「んっ……あっ……!」
思わず声が漏れ、身体がびくんと跳ねる。胸の奥から熱がじんわりと広がっていくのを、らん自身も感じていた。
時間が経つにつれ、くすぐったさは快感へと変化し、らんは 頬を赤く染め、唇からは小さく息が漏れ、口元からは涎が伝う。
「や、やめ……っ、いや……」
らんは抵抗するようにいるまの腕を掴むが、いるまはその力を受け止めつつも気にせず、指先の刺激を緩めず送り続ける。
らんの身体は次第に甘い反応を示し、逃れようとする動きもどこか抗えない熱に溺れるような様子に変わっていった。
指先のひと撫でひと撫でに、らんは身を震わせ、甘い声が静かに響き渡る。
指先の刺激が途切れないまま、らんの身体は次第に熱を帯びていく。
「んっ……あぁっ……!」
息を荒げ、全身がビクビクと震える。快感がどんどん積み重なり、胸だけでなく身体の奥まで熱が走るようだった。
「……も、もう……胸だけじゃ……足りない……触りたい……っ」
思わず声に出すらん。手を伸ばして、自分のものに触れようとする。
しかし、いるまは首を横に振る。
「だめだろ。ここだけで我慢しろ」
その低く落ち着いた声に、らんは一瞬戸惑う。だが、指先の刺激は止まらない。
いるまはぎゅっと摘む、撫でる、絡める――指先の動きは緩むことなく、突起を執拗にいじめ続ける。
「んっ……あっ……!あぁ……っ」
声にならない声が漏れ、らんの頬はさらに赤く染まり、瞳は熱で潤んでいく。
らんは身体をもじもじさせ、いるまの腕を握り締めながらも、抗えない快感に溺れていく。
「く、くぅっ……だめ……気持ちよすぎ……」
胸だけの刺激に、理性と本能が交錯し、らんの呼吸は荒く、声はどこか甘く濁った響きになっていく。
「あっ……あっ……やっ……あぁっ!」
らんの声は次第に高まり、身体全体が小刻みに震える。胸に集まる熱と快感に、理性が溶けていくのを自覚する。
胸だけの刺激で全身が熱くなり、身体の奥から電流が走るような感覚に包まれる。
「だ、だめ……っ、もう……っ」
声にならない声を漏らしながら、らんは胸の快感に抗えず、頭を後ろにそらす。
身体の震えは止まらず、ついにらんの胸だけで白い快感の波が頂点に達した。
「あぁっ……あっ……いく…っ!」
涎を垂らし、顔を赤らめ、目は半ば潤んだまま。
らんはいるまの腕を掴んだまま、抗おうにも抗えないまま、胸の熱と快感の余韻に身を委ねる。
いるまはしっかりと刺激を送り続け、らんの反応を確かめながら、快感が余韻へと変わる瞬間までじっくり味わった。
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「はぁ……はぁ……」
まだ胸の熱は残っているが、ようやく思考が戻り、視線も落ち着きを取り戻す。
しかし、服の生地が乳首に軽く擦れるたび、敏感になった突起が小さく反応してしまう。
「んっ……あっ……」
思わず声が漏れ、らんは慌てて手で胸を押さえる。
心の中では「なんでこんなに敏感にっ……!」と焦りが走るが、身体は素直に快感を拾ってしまう。
歩いたり、椅子に寄りかかるたびに、服が胸をこすり、らんの唇から小さな吐息が漏れる。
「……あぁっ……くっ……」
顔を赤らめ、涎が少し口元に滲む。
手で押さえようとしても、突起はじっとしてくれず、服越しの刺激で小さく硬くなり、声が抑えきれずに漏れてしまう。
見るからに落ち着いているように見えても、身体はまだいるまの指先の快感を覚えており、服の擦れひとつで再び甘い反応が引き出されてしまう。
「……はぁ、もう、どうしよう……」
顔を赤くしながらも、身動きは少し慎重になっていた。
その様子を見たひまなつは、手元の絆創膏を取り出す。
「……こうすればいいんじゃない?」
らんの乳首にそっと貼ろうとすると、感覚が敏感になっているため、らんは思わず声を漏らした。
「んっ……あっ……あぁっ……!」
軽く喘ぐ声が出るが、ひまなつは表情を変えず、そっと絆創膏を貼り付ける。
貼り終わると、服で擦れることはなくり、らんは少し安心した表情を見せる。
「はぁ……なっちゃん、ありがと」
胸を押さえる手を緩め、ようやく呼吸を整えることができるのであった。
コメント
2件
好きなペアで好きなプレイ…!! めちゃ好きです最高です🫠