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闇司だお(*థ౪థ)

闇司だお(*థ౪థ)

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いつもの元気な司君は居ませんよ

♥

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2022年08月11日

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闇司・類司注意

BADEND等は描きませんのでご了承ください

暖かい目で見てね!

あっははぁー⤴︎︎︎こーゆーの書くのはっじめてぇぇぇぇ〜!








放課後の屋上からの眺めはいいものだ


なんだかこうやって観るのも久しぶりだ


落ち着く


そろそろだ


今日は待ちに待った俺が帰る日


やっとこの日が来た


あとは心を無にして




飛び降りるだけ……


「……じゃあ、」

「……!?」


誰かが服を掴んできた


「何故停める……!」


「……待って」

「なんでこんな事しようとするの」


「なんでって……それはもう俺はこの世界に必要無いからだろ」


「……何言ってんだい君は」


「お前こそ、馬鹿になったのか」


「馬鹿だよ、だから停めに来た」


「いい加減離してくれ、時間の無駄だ」


「……だ……嫌だ!」

「君が降参するまで離さない…!!」


「辞めろ!もう良いだろ!」

「離せっ!」


その震えた声は空に響いた





なんでこうなったんだっけ





元々は彼奴が悪いのに





今年の入学式、ある少女が転校してきた


その少女は少し乱暴な性格だった


ある日の理科の授業、


そこで事件は起こった


その少女が巫山戯て薬品を零した


お陰で理科室は大火事。


クラスの全員は見ていた


でも彼奴は


「なんで私?やったのは天馬裙ですよ?w」


「……本当か天馬」


「ぇ…俺はやってません……」


なんで俺なの


「いつも学校爆破させてるから今回も天馬裙じゃ無いの?」


は……お前、何言って……


クラスは気まずい雰囲気に包まれた


みんな知っている筈なのに




そう、罪を擦り付けられたのだ


皆が何も言わなかったのは


その少女に逆らう事が出来なかったからだ


彼奴は自己中だから


逆らう奴は直ぐに虐めの対象となって。





で、その火事の噂というのが全校に広まって


直ぐに虐めの対象となった


俺は何も悪くない筈なのに


皆話し掛けてくれなくなった


全部彼奴の命令だと言うのはわかった


命令されたのか、クラスの奴らが筆箱を捨てたりして


他にも有るけど。




特にその少女からに対する虐めが酷かった


暴言は勿論、暴力やら物を壊したりやら


酷い時は机とかに悪口を書いたりしていた


家族には心配され


色々な奴から裏切られて


もう散々だった


クラスの奴らも苦しいし、自分自身も辛い




ある日こんな事を思い付いた


俺が居なくなれば、又幸せなクラスになる


信じてくれる人なんて誰も居ないんだから


やるべき事はもう何も無いんだから


早く消えなくちゃ…


消えなくちゃ皆が笑顔になれない


スターはみんなを笑顔にする事が目標


学校の皆が笑顔になるように


早く消えなくちゃいけないんだ








そして今ここに居る


なのに何故


お前が居るんだ


そんな事を思い返していると


もう何もかも嫌になった


忘れたくなった


「じゃあ俺は行くから、その手を離せ」


「…嫌だ」


飛び降りようとしても、掴まれて


時間がどんどん過ぎていった




「…もう辞めろ!!いい加減離してくれ!!」

「もう俺は嫌なんだ…もう疲れたんだ!!」

「だからっ…だから…!」


_______________


急に暖かい温もりが身体を包み込んだ


「…!?」


「…この前言ったこと、覚えてないのかい」


この前言ったこと…



「たとえ君の周りから味方が消えても、僕は裏切ったりなんてしないよ」

ぃっ                           「何時でも頼ってくれ」




その時のお前の顔は本当だという顔をしていた


俺にはそう見えた。


「だから…僕を置いて何処か行かないで…」


泣きながら訴えていた


「…気持ちは受け取った。だが、俺にここに居てもどうにもならん。だからもう消させてくれ」


「じゃあ、ここに居ないで、僕と居て……っ」

「…お願い…!お願いだからっ!…」


もう別にどうでもいいんだし、


「…好きにしろ…」


類の顔はパッと明るくなった


「…ありがとう…!司裙っ…!」



_______________





「…!?」


いきなり随分と長く唇を塞いできた


「早く逃げよう…?」


「…あぁっ…」


俺はその時、どんな顔をしていたのだろう


ちゃんと笑えていただろうか。


泣いていなかっただろうか。


そして、スマホを取り出し、


セカイへと逃げ込んだ


此処なら誰にも邪魔されない


皆も幸せになるから一石二鳥だ。


ていうか、何故最初から此処に来なかったのだろう。


…本当に本心で死にたいと思っていたのだろう。


なんて穢れた心だ。




セカイに着くと、奇跡的に変わらず明るいセカイのままだった


ミクの話によると、あと少しでも司の心がとんでもない鬱状態になっていたら


…セカイは危なかったのだとか。


これも類のお陰で救えたのだ


今更気づいた。


類が居なかったらどんなに残酷な目に遭っていたのだろう。


さっき迄強い口調で言ってしまったことを後悔した。


「…僕はもう大丈夫だよ」

「あの時は君自身だって深刻な状況に追い込まれていたんだから。」


「…ごめ…な、さい……俺…何もっ…類の事…分かって、なくて…っ」


一気に堪えていた涙が溢れてきた


「…俺はスターに相応しくない考えをしていた…スター失格だっ…」


「そんな事、ないと思うよ」

「自分が生きているだけで幸せな事だよ。君は何時でも輝く未来のスターだよ。」


どうしたらこんなにも良い言葉を掛けれるのだろうか。


「…救ってくれてありがとう…」


「僕は司裙が大好きだから助けただけさ。大切な人が居なくなってしまうなんてとても寂しいことだからね。」


「…何だっ…その告白みたいな言い方は…」


全く、面白い奴め……


「…僕はそのつもりで言ったんだけど…」


「………へ?」


一瞬頭が真っ白になった


「好きです。これからも僕の傍に居てくれますか?」


「…っ勿論だともっ!!」


お互い照れ臭そうに笑った


何だか久しぶりに幸せを感じた


類が居なかったらこんな幸せは訪れ無かった


「…何だかありがとう」


「それはこっちのセリフだ」




ギャッハハハッ!!!なんか展開がおっかしぃゾォー!

ありがとうございました!

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