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心が読める心さん

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心が読める心さん

第28話 - 夏休み　運動音痴

2

2024年08月05日

#オリジナルストーリー

#恋愛小説

木琴

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2

木琴

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優「何話してんだろ」

和馬「変ないざこざじゃないなら大丈夫だろ」

優「気にしてないアピール？」

和馬「違う」

和馬「……やっぱ、行くぞ」

優「やっぱり気になるんだね」

和馬「この前の事もあるからな」

亜美菜「なんだ？つけてきたのか？」

宮間「誰がそんなことするか！」

ふみ「やりかねないからね」

宮間「たまたま見かけたから、話しかけただけだ」

優「ほんとかなー？」

宮間「だから！…って、優と和馬」

宮間「お前らもいたのかよ…」

優「お邪魔だったかな？」

宮間「別に、俺はただ、心に前のこと謝ろうと思っただけだ」

宮間「この前はクラスの奴らの前でちゃんと謝れなかった。能力の事バラして、ごめん」

心「その件はほんとに気にしなくていいって…！」

宮間「でも…！」

心「いつかは話そうと思ってたことが少し早まっただけ。ね？」

宮間「ああ、すまん。ありがとう」

和馬(…嘘はついてないな。じゃあいいや)

優「え？戻るの？」

和馬「なんとも無かったからな」

心「心配で来てくれたんだ〜？」

和馬「逆に心さんは警戒しなさすぎなんだよ」

心「じゃあちょうど偶数だし、ビーチバレーしよう！」

和馬「なんで？」

打合せでもしたのかというくらい意気のあった連携で準備を終わらせた

和馬「やりたくないんだけど」

心「まぁまぁ、ピリピリしてても楽しくないじゃん？うちも同じチームだから安心してって！」

亜美菜「私もチームだからやる気出せ！」

優(結果が目に見えて分かる…)

心「君！ボールきたよ！」

和馬「…ッ！！？」

心「え〜〜！！？おもっきしの顔面レシーブだったけど！？」

優「やっぱりね」

宮間「そっか、女子は体育同じじゃねーから知らないのか」

心「もしかして、運動音痴？」

和馬「知られたくなかった…」

心「私は知れてよかったよ。なんなら可愛いくらい！」

和馬「かわ……」

心「ちょっと？どこ行くの？」

和馬「鼻血出てきたからテントに戻る」

心「うちも行くよ！」