今回はあがかぶです
ヤンデレ注意です
それではどうぞ
「……逃げたな」
いつものように部屋を覗くともぬけの殻だった
最近は静かだったので従順になったかと思ったが
そんなことはなかった
とりあえず、俺は家から出た
あいつが行きそうなところをしらみ潰しに探した
そして数時間経った後
「あ…」
ベンチに腰掛けてる後ろ姿があった
俺は自然と口角があがる
ベンチに近づいていき、俺は声をかけた
「何してんの?」
「ッッ!!?」
表情から見て驚いていた
「なんでそこまで驚いてんだ?」
「あ…な、なんで……」
「あ〜ね」
「どうして、居場所が分かったって?」
「それはね…”愛”だよ」
「華太のことを愛しているからなんでも分かるんだよ」
そう言ってやると華太は震えていた
少しばかり涙も浮かんでいるように見える
「でも、お前はまだ愛というものを理解してない」
「愛を理解していないから逃げたんだろ?」
「でも、安心しろ。俺が徹底的に愛を教えてやるからな」
「それと同時にお前をたくさん愛してやるからな」
そう言うと華太は絶望した表情になっていた