優良さんからリクエストです。ありがとうございます!ドス太宰で贈り物
ハッピーバースデー、太宰君。
彼は瞳に鋭い眼光を浮かべて微笑んだ。
どうしたの突然。気色悪いよ。
直球の悪口に傷ついたのか彼はため息を付き、私の唇に甘い接吻を一つ落とした。
暫くすると白銀糸を引きながら唇を離し、ポッケに手を突っ込む。
ドス君が取り出したのは、質素な点火器と開けられて間もない紙煙草。
煙草を一本取り出し口で咥え、点火器を口元に運ぶ姿に私はある人を重ねた。
そんな安物君の趣味じゃないでしょ?第一煙草は嫌いなんじゃ?
よく覚えてますね。自分から毒を吸収する様な真似ぼくは基本しません。
煙を吐き出し再び煙草を口元に運ぶ。
太宰君一寸手首を貸してください。
はい?
云われるが儘手首を差し出すと彼は先の赤い煙草を私の手首に押し付けた。
いっ、、、
顔を歪めると手首からは細い煙が立つ。
貴方は僕という存在が在りながら何時も心中相手を探す。態度の悪い犬に躾は必要です。でないと周りが迷惑しますからね。
此の痕は一生消えないでしょう。なので、僕が責任を取ります。
ドス君は表情一つ変えず話を続けた。
そして此れは或意味ぼくのモノだという印です。
他の男が寄らないように。
束縛と此の傷跡。ぼくからの贈り物です。
喜んで戴けましたか?Поздравления
あぁ彼はこういう事をするから。
私は彼を愛して止まない。きっと貴方もそうなんでしょう?
ねぇフェージャ?
甘くて幸せなやつだと思ってた方は正直に名乗り出なさい。いいことがあるわ。
毎度毎度、深夜に申し訳ない。夜のほうが冴えるんじゃ。
それで又僕のモチベーション宜しく。皆んなが頼りだ
コメント
27件
やばい、すごい、語彙力低下しちゃう
コメント欄に集まってる方が皆様と大物揃いで吃驚です