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アリト
349
#小悪魔
かんな
2,851
(๑╹ω╹๑ )小悪魔天使🐈
41
すい
40
「姉さん、どうして今日も譲ってくれるの?」
「だって♢♢は、男の子だから。争っても勝てない。」
「でも姉さんは、譲りたくないんでしょ?」
「でも私、弱いもん。」
「姉さん、いいよ。僕は姉さんを無理させたくないから。」
「♢♢は、いいね。」
ー現在ー
ミラ「アムさん?」
アム「なんでもない。」
ロコ「最近、考え事が多いね。」
ジキ「なにか悩み事が?」
アム「なんでもない…」
ミラ「アムさん、悩みがあるんだったら言ってください。モヤモヤする音がします。」
アム「ミラ!君には関係ないだろ!」
ミラ「アムさん…」
ハル「揉め事ですか?小悪魔さん。」
ペロア「天使…!」
ハル「女王にお尋ねしますが、僕の姉さんはどこですか?」
ペロア「君のお姉さん?」
ハル「数十年前に行方が分からなくなったが、調べてみれば小悪魔に連れ去られて魔界に来ていた。」
ペロア「ってことは、ロコかアムだね。」
ロコ「私に弟はいなかったような気がします。」
アム「…わからない。」
ペロア「でも1番初めの小悪魔は、ロコだからアムじゃない?」
ハル「姉さん?姉さんなのか?ずっと探してたんだ!その為に天使になったんだから!」
アム「もし、僕たちが兄弟だったとしても、戦わないといけない。」
ハル「どうして?」
アム「天使と小悪魔。お互い、対立してる。」
ハル「姉さんはおかしいと思わないの!人間から魂を奪って平気で日常を送るなんて僕は絶対に嫌だね!」
アム「僕、思い出したよ。小悪魔になにを願ったか。家族が今のままでありますようにって。でも、それは叶わない願いだった。だから、どんな願いでも叶えられる小悪魔になろうと思ったんだ!」
ハル「僕たち、家族のために、魂を売ろうとしてくれたのか?どうして…どうして!」
アム「「男の子は強い、女の子は勝てない。」そう思って生きてきた。でも、やっぱり家族は今のまま、幸せであってほしかった。」
ハル「僕はその為に両親の泣く顔を見たって言うのか!」
アム「たしかに申し訳なかったとは思ってる!でも、みんなの幸せのために…」
ハル「みんな?みんなって姉さんは、人のことしか優先しないんだね!」
アム「だから今は違う!その頃の僕は、愚かな生き物だった。でも今は…」
ハル「愚か?違う!姉さんは、立派な人だった。なのに、今は違う。昔の僕が大好きだった姉さんに戻って!」
アム「戦う気?これで僕が正しいって教えてあげる。」
ハル「臨むところだ!」
コメント
1件
第18話、読み終えました…!アムさんの過去が明らかになって、胸がぎゅっとなりました。家族を守りたくて小悪魔になったのに、その願いが叶わなかったからこそ「どんな願いも叶えられる存在」になろうとしたんですね。ハルの「昔の大好きな姉さんに戻って!」という叫びが刺さりました。対立する二人の行方、気になって仕方ないです😢