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sh「なぁ、sm俺の魅力ってなに?」
突拍子もない質問にsmが目をかっぴらいている。ちょっと面白い。
sm「なんだ?急に変なこと聞くじゃん。」
sh「俺最近モテモテらしい、、、。俺なんか何の魅力もねーよ、、、。」
sm「knさんにでも聞いてみたら?」
sh「なんでknさん?」
sm「いや、お前仲良いだろ?てか、knさんは絶対にお前の事好きだから、聞いたら答えてくれるはず。」
sh「いやいやいや、、、好きは、、、ないだろ。」
sm「はぁー、、、、、、。本当に鈍感というか、自分の事、過小評価しすぎなんだよ。」
そうは言われても、今まで自分に自信が無くて怖くて告白もできなかったし。正直この気持ちは今でも変わらない。けどまぁ、恋人は欲しい訳で、、、。
sm「お、噂をすればだ。」
sh「え?」
kn「やぁ、shkにsm。」
sm「どうも。」
sh「あ、、、どうも。(小声)」
あーーー、ばかばかばか俺!さっきsmに言われた事を思い出したから変に意識しちゃっただろうが!
kn「ふふ、何?shk。耳真っ赤なんだけど?」
sh「へ!?嘘っ、、、」
俺は咄嗟に耳を隠す。
kn「なによ?俺に見惚れてた?」
sh「違います!」
kn「即答は傷付くって、、、(笑)」
sh「あ、すいません、、、。けど、そのこれは、、、何でもないので。」
sm「なぁ、knさん。shkの魅力ってどこだと思う?」
sh「おまっ!バカ!sm何言ってんだよ、、、!」
kn「えー、魅力?そうだなぁ、、、。」
sh「、、、!?」
knがカウンターに身を乗り出して顔を近づけてくる。
kn「誰にも教えたくないからshkにだけ教えるよ。」
sm「だとよ。」
sh「はは、、、。」
ビックリしたー、、、。顔近すぎて一瞬キスされるかと思った。でも、本当にsmが言ってた事、、、本当なのか?俺の反応見て楽しんでるだけじゃないのか、、、?
kn「そんな何度も見られたら恥ずかしいんですけど?」
sh「いや!?ご、ごめんなさいっ!えと、、、sm!あー、、、俺、ホール出るわ!」
意識しすぎて、まともに喋れてないし、体はあっついし、こんなんじゃまともに話も出来ない。俺はsmに捨て台詞を吐く様にしてカウンターを飛び出した。
sm「あ!おい、お前今日カウンターだろうが。、、、まったく。」
kn「shkどうしちゃったの?」
sm「、、、なぁ、knさんはshkの事好きなのか?」
kn「、、、それは答えないとダメ?」
sm「本気なら別にいいんですけどね。本気じゃないならアイツにちょっかい出すのやめてもらえないですか?」
kn「、、、俺は本気だよ。なんなら男を好きになったのも初めてだし。」
sm「は!?あんた、、、ノンケだったのか?」
kn「そうだよ。まぁ、でも別に性別は気にしてなかったかなー。でも男を好きになった事は一度も無かったから俺も困惑してる。」
sm「まじか、、、。で、shkのどこが良かったんすか?」
kn「、、、smなら話しても大丈夫そうかな。いいよ、教えてあげる。初めはね、背の低い子いるなーって思っててカウンターに速攻行って話しかけたらshkめちゃくちゃビックリしててさ、、、その反応が可愛かったよね。」
sm「え?まさかそれだけ、、、?」
kn「いや、それだけじゃないよ?話してるとさ、何で俺なんだろうって顔に出るんだよ。本人は気付いてるかわかんないけど、わかりやすいんだよね(笑)」
sm「まぁ、それはある。」
kn「何で俺?って聞かれて一目惚れだって言った時も何で?って顔しててさ、、、。」
sm「、、、そこまで言ってるのに、あいつ絶対にからかわれてるって思ってるな。」
kn「だよねー、、、。」
sm「で?一目惚れの理由は?」
kn「shkの目って芯がちゃんとあって真っ直ぐで、純粋で本当に濁りのない綺麗な目をしてて惹き込まれた。」
sm「、、、何かあったのか?」
kn「察しがいいねー、、、。俺の連れのkrやnaはバイなんだけど、そのせいでだいぶ周りから批判やら虐めとか合ってたから、、、俺らそういう奴らの目しか知らなかったんだよ、、、。」
knがホールにいるshkを見つめる。
kn「だから、shkの目を見た時に何て綺麗なんだろうって、、、。」
どこか悲しそうだけど、shkを見つめるknのその瞳は少年のようなキラキラとした目をしていた。俺はknの目の前にお酒を差し出した。
sm「、、、良かったらどうぞ。」
kn「え?いいの?」
sm「俺も似たような経験をしたからわかる、、、。あんたの連れはknさんのような奴がいて良かったな。」
kn「俺もあいつらが居てくれて良かったって思えるよ。」
knはお酒に手をかけるとスッとsmに戻した。
sm「あれ?お酒飲めなかったっけ?」
kn「実はね。でも、shkと初めて会った時はどんなお酒を作ってくれるのかなぁーって楽しみで頼んだ(笑)brが一気飲みしたからshkは気付いてないよ。」
smが変わりに別の飲み物を用意する。
sm「あいつ、、、鈍感だからきっとこういう細かい事言わないとわかってもらえないですよ。」
kn「だねー。告白するにも一苦労してる(笑)」
sm「でも、いい奴です。」
kn「あぁ。俺もそう思う。」
二人でshkを見つめる。するとその視線に気付いたshkが動揺してトレーに乗ってる空のグラスを落としそうになる。
そんな愛らしい姿を二人で顔を見合わせて笑っていた。
第7話終わり