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そしてそこから12日が過ぎた。 病院に来ては面白い話をするだけ時間になれば帰る。そう繰り返していた。まだ桜には好きだと言うことを伝えていない
ある日病院から帰った俺は少し眠っていた。するとまたあの時の自分が出てきた
「お前そろそろ気付いたらどうだ?」 裏の自分がそう聞いてきた。 「気づくってどう言うこと?」 俺がそう聞くと裏の自分がこう言った 「お前は本当の性別から逃げてるってことをな」と 「は!?どう言うことだよ?俺は男だ逃げてなんかいない!!!!!!!!」 「まぁ確かに心は男だがお前….体は女だってこと気づいてるか?」
……..は?意味が分からない俺は体が女?そんなわけないだろう、ならどうして琳は俺を振って虐めるようなことをしたんだ?心が男?どういう…..そう考えていると
「お前が気味悪がられたのは心が男なのに男に惚れていたこと、体はまぁ、成長期とかじゃなかったから気づかれなかったんだろう。」 「あとお前よかったなあの娘は女だぞ」「….あの娘って桜のこと?なんで良かったんだよ」
「なんでってお前はやっと普通の恋にたどり着いたんだからな男と女が付き合うのが普通の恋にな!」俺はその言葉で目を覚まし凄い勢いで起き上がった。
夢が現実のようで息苦しさがある。まだ混乱してるなぜ体が女で心が男なのか、普通の恋にたどり着いたのはいいのか
数時間経つと俺は正常になっていた。 俺は気を紛らわせようとテレビをつけたこの時間はほとんどニュースしかしてないない。すると速報と言うか表示が出て来てこんなことをはなした。 「速報です〇〇××病院で火災が起きていることがわかりました。中の人達は避難している様子です。」
…….〇〇××病院?桜がいる病院!!!?俺は飛び出す勢いですぐに病院に向かって走った。桜は目が見えないからもしかしたら火災が起きていることが気づいてないのかもしれない。患者の人たちが連れ出してくれているか分からないが俺はとにかく病院に向かって走った。