【注意】
・1つ前の作品、『欲に解け出す、相に塗れる』に続いています。媚薬ネタのその後。
・ダダ▶ジョンがけっっこうな劣情を抱いてます
・ジョンのメスイキがあります
・少しキャラ崩壊だと感じるかもしれません
・原型のつもりで書いてます
「……はぁ…お前が私に相ッッッッッッ当な感情を抱いているのはよーくわかった。
しかし、それだけの罰は受けてもらう。」
外科医はダダドゥーに色々と文句をつけていた。
普通なら襲わないだとか、さっさと去るべきだとか、そういう言葉だけが連なる。正直、ダダドゥーからしたら迷惑極まりなかった。
「罰……とはなんの事だ。」
「その…………っ…。
私をこんなにしておいて、永遠にお預けだと言うのか!!」
「……まだ薬が抜けていないのか?」
「失礼な……。その…な、なんだ…
クソッ…!!どうでもいいから、責任を取れ!!」
返す言葉が見つからず、子供のような発言をする外科医。然し、強請(ねだ)る中身は子供とは程遠いような卑猥な事柄だった。
「責任…とは、そういう意味で言っているのか?」
「そういう意味でなければ何だ!!!」
「……………何時も何時も貴様は煽る様な言葉ばかり。」
そう言うと、ダダドゥーは外科医を傷付けない程度の力で押し倒す。
先日の噛み跡をなぞるように舌を這わせば、外科医は体をぞく、と震わせて悦ぶ。
「ちょ…ちょっと待て、まだっ……ここでは…」
「散々誘っておいて何だ。貴様の願いを叶えてやると言うのに、私をお預けにする気か?」
「ん……っ、分かった………仕方がない…
さぁ、来い…、ダダドゥー……」
上の2本の腕をダダドゥーを迎え入れるように開き、下の2本の腕で両脚を軽く開く。
それにダダドゥーが耐えられるはずも無く、ゆっくりと唇を落としながら中指を挿入した。
「ん………ふぅ゛っ、ん゛…痛……っ、」
「じきに慣れる」
「ん゛…………」
横でいつもより湿った声で囁かれれば、簡単に外科医は大人しくなる。
ダダドゥーが軽く、外科医の好(よ)い所を指で小突く。
「ん゛あ゛っ♡……ふーっ、んっ……」
「声が甘くなって来たじゃないか。どうだシリンジョン、悦いか?」
「誰がっ、ふぅーっ……言うか…」
昨日の貴様だが、と言いたくなる気持ちを抑え、後孔を慣らしていく。
然し、昨日とは違い、声を必死に抑えている。それもそうだ、薬自体は抜けているのだから。
「んぅっ、はぁ……はぁ……っ。」
外科医の顔は段々と蕩けていく。何も考えられなくなっていくほどに。
その視覚と聴覚があまりに淫猥で、ダダドゥーは今すぐかぶりつきたい欲求を抑えるので精一杯だった。
「………。」
「ぉ゛……っ、はぁ……っ」
無言でダダドゥーが指を増やすと、外科医は手で口を抑えたまま声を漏らした。
「っ…んっ……♡ぁ……♡」
「シリンジョン」
「何だ……ぁっ……、続け…っ、イ……っ゛、ぐ、…ぉ゛、ん゛〜〜っ…♡…」
ダダドゥーが名前を呼び、肉壁を擦ると、外科医は絶頂した。温かいそこからは、昨日よりも薄くなった白濁が切なげに零れ落ちていく。
「はぁっ……はぁっ…、」
「……イく時に宣言する癖が着いたのか?」
「は…っ!?……着いてない、馬鹿げたことを言うな!!」
「今言っただろう、自分の発言も覚えられないとはな」
外科医は本当に自分が言ったことを覚えていなかったようで、ダダドゥーに指摘されて初めて気づいたようだった。
「黙れっ、いいから私を満足させろ!!!」
「言われなくてもする。」
「っ……………。」
”言われなくてもする”ということは、つまりそういう事だ。今から始まる事象に、心臓のない外科医の胸がどくどくと脈打った気がした。
「挿れるぞ」
「言わなくても……っ゛ぁ゛んっ……♡」
ダダドゥーが外科医の腰を掴み、ゆっくりと自身のそれを挿入すると、イってからまだ時間が経っていない外科医は声を漏らした。それに気づくとすぐに左上の腕を動かし、声を抑える。
ダダドゥーがその様子に気づくと、口元を抑えた方の腕を軽く掴んで下ろした。
「シリンジョンよ、声を抑えるのは構わないが、喉を痛めるぞ。市内放送にも支障が出るんじゃないか?」
「お前に声を……っん、聞かれたくっ、な゛ぃ、っ……」
たった1本腕を掴んだだけで、他の腕は3本も残っているのに、外科医は大人しくなる。
それが、自分を受け入れているということだと悟り、ダダドゥーはぞくりと自身の欲が昂るのを感じた。
「そうか…しかし、我慢はするものではない」
「そんなの自由だ……っん、はぁっ、♡」
「仕方がない。”貴様の淫らな声が聞きたい”では駄目か?」
「はぁっ、なんでっ、それで良────っ!?」
ダダドゥーがそう言うと、外科医のものを擦る。そのまま上下に擦れば、手袋の感覚と前と後ろの同時刺激により、外科医は声を漏らす。
「あ゛〜〜〜〜っ、゛きもちぃ゛、ぅ、゛いっぐぅ……っ、!」
2度目の白濁が溢れると、ダダドゥーは黙って外科医の唇を奪った。
「んっ!?……ん…ん……♡」
「………」
口から出るディープキスの音と、先程より早まった抽挿の音が入り交じる。
それが心地よくて、気持ちよくて、幸ばかりが脳に行き渡る。
どんなことも今の互いには些細な事で、ただ今はこの獣のような行動に身を委ねていたかった。
「シリンジョン……」
「あっ、んぅ、だだっ……どぅ、……」
「中……」
「どうせっ、だめだといって、もぉっ゛、出すだろっ……♡」
「よく分かっている……。っ……ぐ」
「あ゛っあ゛っお゛っ♡…いく゛いく゛いく゛ぅ゛っ♡………ぉあ゛あ゛っ……♡」
中に出た温かくも人間とは違う液体は、外科医の頭の中を快楽ひとつに染める。
確かに外科医も絶頂したのだが、びくんびくんと震えるばかりで、何も出ていなかった。
ダダドゥーはそれを見て、吐精を伴わない絶頂、所謂”メスイキ”をしたのだと悟ると、挿れたままのそれがもう既に活力を取り戻していた。
「あ゛ぁっ、だめ、だっ、イクっ……ぅ゛♡」
「シリンジョン、連続での絶頂に酔っていたいとは思うが……」
「へ……?」
「私も貴様に言ったように我慢を辞めよう。良いな?」
「ぁ……っ、ふぁ……♡」
その後何度も何度も互いに絶頂を繰り返した果てに、外科医が意識を失い、この夜は終わりを迎えた。
【あとがき】
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もつ煮込みチャンピオンです。
マシなものを作ると言いましたね。
あれは嘘です。ごめんなさい。
初投稿に続き今作も頭が悪いです。
次はダダジョン以外になるかもしれないです。
ありがとうございました。
コメント
1件
ダダジョン最高... その才能に憧れます…