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junp_Sn-Fk.
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#Snow Man
桃紫 さく🌸
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第3話:辰哉の絶対領域、クレーンゲームの戦果
週末の午後。
熱気に満ちたゲームセンターの匂いと電子音が響く中、辰哉の目は真剣そのものだった。
「ふむ……アームの引っかかり具合と、あの箱の重心からして……いけるな」
辰哉が狙いを定めているのは、クレーンゲームの筐体の中に鎮座する『超特大お菓子缶・高級ショコラ詰め合わせ』だ。
普段のふんわりとした明るい雰囲気から一変、台の前に立つ辰哉の横顔にはプロの勝負師のような鋭さが宿っている。
「辰哉、本当に獲れるの……?あれ、結構アームゆるそうだけど……」
隣で見守る照は、ハラハラしながら手に汗を握っていた。
「照、甘いよ。クレーンゲームはアームの力だけで獲るんじゃないの。『滑らせる』『ずらす』そして『落とす』!集中……」
辰哉は100円玉を投入すると、鮮やかな手つきでボタンを操作した。
ウィーンという機械音と共にアームが動き出す。
1回目の操作で箱の角を少しずらし、2回目で重心を傾けーーそして3回目。
狙いすました位置にアームの爪が引っかかり、ゴトン!!という重厚な音と共に特大缶が穴へと落ちていった。
「よっしゃーーー!!ゲットー!!」
「うおおお!?すげぇ!辰哉マジで凄すぎる!!」
照は子供のように目を輝かせて大興奮。
取り出し口から大きな缶を引っ張り出し、大事そうに抱き抱えた。
「どうよ!これでしばらくは照のチョコ代が浮くでしょ?」
「うん!辰哉最高!俺の奥さん天才!」
周りの客が振り返るのも気にせず、辰哉は照れくさそうに目元を緩めた。
家計を助けるための戦いは、妻の圧倒的なプレイスキルによって大勝利に終わったのだった。
コメント
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うわあ、ゲームセンターでクレーンゲームに真剣になる辰哉、カッコよかったです! 普段のふんわりした雰囲気とのギャップがたまらないですね。「滑らせる」「ずらす」「落とす」の三段階の理屈、なるほどなあと納得。照くんが「奥さん天才!」って無邪気に叫ぶシーンもほっこりしました。家計を助けるための戦いってところに、ふたりの生活感がにじみ出ていて、あったかい気持ちになりました。次も楽しみにしてます!