どうもー!作者です!急に出てきてすみません!!
このストーリーの4話がめっっちゃ伸びててめっちゃびっくりしました笑!!!
でもなんか6話とかぜんっぜん伸びてない話もあるんです…!そこで!!是非皆さん!!
ハートが2とかのストーリ何個かあるので!それも是非見てくださいいい!!!
ではどうぞ!!
傑視点
▼▼▼▼▼▼
悟…私は悟にすごく会いたくなった。会って抱きしめて、今までのこと全て謝りたい。
「いない…」
早く謝って悟を元気にさせたい。そんな思いで悟を高専内を必死で探し回った。
悟の呪力だって感じない。それに悟が暮らしている寮には荷物さえもなかった。
嫌な予感がした。悟が取られるような…私は焦った。
プルルルル
震えながらお得意の偽笑顔を作って、電話をかけた。
プツッ
「悟?」
恐る恐る名前を呼んだ。
「すぐるか。どうした?」
安定の塩対応…
前なら「すぐるぅ?どしたー?会いたくなっちゃったー?」とか言ってきそうだったのに…
それにイラついて厳しく当たったのは自分自身だけどな…
「いや、直接話したかったけど君がどこにも居なくてね。」
平然を装いながら今どこに居るのか探りを入れてみる。
「あー、今恵ん家いるから。」
は?恵?なぜ?というかこの前一緒にどこかへ行っていたよな?
心臓の動きが早くなる。
「恵の?そうなんだ。なんだか珍しいね。」
「そうか?で、話したいことってなんだ?」
もしかして…会話を早く終わらせたいのか…??すぅぅーっと息を吸って自分を落ち着かせる。
「いや、あの…さ。えっーと、なんて言えばいいんだろう…」
緊張して言葉が出ない。早くさとるに元気になってほしいのに…!
果たして許してもらえるのだろうか…?
すうううっはぁぁあーーー
「ーーーー?」
電話越しからなにか聞こえたが上手く聞こえなかった。だが私は気にせずに謝罪をする準備をした。
ふぅぅぅー
「悟!!」
「はい!?」
私の声に驚いたのか悟は私にいい返事をしてくれた。
「今までごめ」
「すみません。もう我慢できません。」
「え…?」
私が謝罪を決心した瞬間、恵が乱入してきた。
「あんた今更五条さんにやってきたことに気がついたんですか?ーーーーーーーーー?ーーー!」(詳しくは6話を見てね🫶)
「……!」
正論を叩きつけられた。こりゃあ叶わないね。
電話の向こうから悟が泣きながら寂しかった、悲しかったと呟いていたのが聞こえた。
そして私はそれを無視するように黙って電話を切った。
恵視点
▼▼▼▼▼
五条さんと津美紀と一緒に楽しく飯を作っていた。
これから毎日こんな日々が続くんだなと未来に目を輝かせながら味噌汁を作る。
五条さんは元々料理が得意。ジューっといい音を響かせながら家中にいい匂いが漂う。
子供の頃もこんなことしてたっけ。昔を思い出しながら味噌を溶く。
プルルルル
五条さんのスマホが鳴る。また仕事だろうな、と上層部に呆れながら五条さんが電話に出るのを見送る。
「ーー?」
五条さんは驚いた顔をして、目に光を失った。
「すぐるか。どうした。 」
味噌汁を作る手が思わず止まる。津美紀の方を見ると、野菜を切る手が止まっていた。
「ーーーーー。」
「ーーーーーーーー。」
電話の内容はよく聞こえないが、五条さんが焦っているのはわかる。
俺はもう我慢できなくなりそうだったので、まずは何があったのか聞こうとした。
「五条さん?どうかしました?」
何も聞いていないですよ、という雰囲気を醸し出した。
すると五条さんは泣きそうな顔をして紙になにか書き始めた。
その内容は、まあとりま傑と電話するの嫌だ。怖い。という内容だった。
俺はすぐに夏油さんが五条さんに伝えたいことがわかった。
はぁ…
「チッ、今更かよ。」
今更自分がしてきたことに気がついたのか?今更謝ろうとすんのか?
どうせ自分の心の中にある罪悪感を消し去りたいだけだろ。悟を元気にしたいとか考えてるんだろうけど。クソだなまじ。非呪術師のことを猿だとかほざいてるけど。お前も大概だからな?
「今までごめ」
謝罪をしようとする声をきいた瞬間怒りがもっと込み上げてきた。
今まで思っていたことを洗いざらい吐いてしまった。まあでもすっきりしたしいい。
五条さんは泣いていた。いつの間にかパチンコから帰ってきていた親父に抱きつきながら今まで言ってくれなかった本音を吐き続けていた。
これで良かったのかもな。五条さんは泣き疲れたのか寝てしまった。
ふぅぅぅぅぅぅぅう
夏油傑…いや、おい、サマーオイル。生徒に親友を取られた気分はどうだ?悔しくて悔しくて仕方ないだろ?
ざっっっっまぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
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