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🎼🌸視点
大学が終わり家へと向かっていたらすちから1件の通知がきた。
『こさめちゃんが運ばれた。大学が終わったらなっちゃんと総合病院に来て。』
その通知を見て急いだ。なぜ運ばれたかそんなの気にする余裕はなかった。
なつと合流して病院へ急ぐと待合室に連れていかれた
待合室では大泣きするみこととその背中をさするすち。
そして黙って下を向いて膝に手をついてるいるま。
何が起こってるかわからない。
🎼🌸「すち、なんでこさめ運ばれたの」
🎼🍵「いるまちゃんが帰ったらこさめが倒れてたんだって。その時点でもう意識が朦朧としてて、さっきお医者さんからこさめちゃんが危ない状況ってことを伝えられた。」
🎼📢「ごめん。俺がもっと早く帰ってれば…」
🎼🍵「いいや。いるまちゃんは悪くない。」
🎼🌸「待って、なんで。こさめは危ないの?」
🎼🍵「うん。今こさめちゃんが助かるか分からないって。赤ちゃんはもう、100%12週までは持たないって」
🎼🎮「なんで?なんでなんだよ!」
🎼🍵「ごめんね。俺が悪い。」
🎼👑「すっちーは悪くない泣俺が、ポロしっかり見てなかったからボロ」
🎼🍵「みこちゃんは悪くないよ。大丈夫。落ち着こ?」
🎼🎮「ッッッ 悪い、ちょっと1人にさせてくれ…」
なっちゃんが部屋を出てってから少ししているまも少し頭を冷やしに部屋を出てった。
その後みことが体調が悪くなって吐き気が込み上げてきた。
すぐに俺はみことを連れてトイレまで行った。
🎼🌸「みこともよく頑張ったな。副作用辛いのに㌧㌧」
🎼👑「オェッウェェェオェェェェ、コポッグェォェェェェ」
みことが吐き疲れて寝てしまって、俺はみことをおんぶして待合室まで行った。
待合室にすちの姿はなく、看護師さんに聞くとこさめが治療室から病室に移動した。と聞いた。
病室へ行くと寝ているこさめと泣いてこさめの手を握っているすちの姿があった。
🎼🌸「すち… 」
🎼🍵「あ、らんらんゴシゴシ みこちゃん寝ちゃった?ニコ」
🎼🌸「うん…すち。我慢しなくていいんだよ。俺らの前でも泣いて」
そうやって俺が声をかけると
🎼🍵「ウルポロポロらんらんポロ」
すちが泣いた。いつも我慢しているすちが泣いた。
🎼🍵「おれポロこさめちゃんが死んじゃうんじゃないかってポロポロ怖くて。ポロ」
🎼🌸「うん…」
🎼🍵「危なかったんだってポロあと一歩遅かったらポロもう死んじゃってたってポロポロ」
🎼🌸「うん…ポロ」
こんなにも泣くすちが珍しくて、こんなにも我慢してたんだって。
こさめだって辛いし、みことだって辛い。
もちろんいるまとなつもそれぞれが思うことがたくさんあって。
それでも1番我慢してたのすちなんだって。