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モ…モブ

日…日向

谷…谷地


モ『お前男が好きなの?気持ちわりぃ』


そんな言葉をいきなりぶつけられて、俺はしばらく放心状態だった。


日『えっと…』


俺はなんて言えばいいのか分からなかった。


日『ちが…くて。』


モ『ん??聞こえな~いw』


日『……』


モ『おい…もっとハッキリ言えよ!』



ドン!


日『イッ…』


いきなり『ドンッ』と押されて胸を引っ張られた。急すぎて何が何だか分からず混乱してたんだ


モ『うわよっわwwお前ホントに運動部かよw背もちっちぇしw』


確かに俺は背も小さいし力もない。でもそんな事をバカ正直に言われるとさすがに腹が立つ


日『やめろよ…』


モ『あ?』


日『好きな人が同性じゃ…ダメなのかよ…』


そんなん差別だろ…


そう思っていた。


モ『ダメなのとかじゃねぇよ。気持ちわりぃの』


日『ッ…』


モ『だからさ。お前は今日から俺のオモチャ。な?^^』


そう言ってモブは俺を殴り続けた。その後は覚えていない。きっと気を失うまで殴り続けられてたんだろうな


ガチャ


モ『おらよw今日も来てやったぞ~』


日『…』


俺はそいつの言いなりになるしか無かった。抵抗すると半殺しにされるから




谷『あれ?日向。ほっぺたの傷、どうしたの?』


日『…』


谷『日向?』


日『ん?あ、ど、どーしたの?』


谷『最近ぼーっとしてるし…疲れてるようにも見えるし…何かあったの?』


日『それは…えっと…』


谷地さんに言ったら…助けてくれるだろうか。


日『実は…』


モ『おーい日向~!』


日『ビクッ』


アイツの声だ


谷『あれ?日向のお友達?』


モ『そうそうwおいどこ言ってたんだよ~w探したぞ』


モ『まさかコイツに助けてもらおうとした。とか言わねぇよな?(ボソッ』


日『…違うよ』


モ『そっかそっかwじゃあ今日も屋上で待ってるからな?^^』


日『おう…』


無理だ。きっと言ったら今度こそ殺される


谷『日向?行かないの?』


日『…い、いくよ…大丈夫』


谷『…?』

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