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曲パロ書きます!基本的には、リクエストがあったプロセカ収録曲か、ボカロを書いていきたい(主の好きな曲もやる)リクエストお願いいたします❗️
ボカロとプロセカ収録曲で、いいのがおもいつかかったので、今回は、YOASOBIさんで、『祝福』
余談なんですけど、YOASOBIさんが、小説を音楽にしたのを、さらに小説に戻すって、おもしろくないですか?
私には、ずっと昔の、最悪な記憶がある。
回想
「馬鹿」
「ブス」
「きもっ」
「こいつのこと、鼻くそ女って呼ぼうぜ」
グスッグスッ
回想終了
これは、そんな最悪な過去を抱えた私の、連れられてきたこの場所での物語だ
3日ほどたつと、珍しがられて、「一応」友達と呼べるものもできた。そんな日の休憩時間のことだ。
「…だ。い……は…だ。いじめはやだ❗️いじめなんて終わってしまえ❗️」
っ!その瞬間、体にびりりと電流が走ったように、私は動けなくなった。
やっぱり、どこに行ってもいじめはあるのだろうか。次の日から、私は気になって、毎日そこへ行った。
その度に、その子はいじめが終わるようにとだけ、願い続けていた。
1ヶ月が経ち、私は、遠くできらめいている陽キャの世界を見つめるだけになっていた。
嗚呼、陽キャの世界に
「「飛び込めたらなぁ」」
え?と、横を見ると、そこには、毎日いじめの終わりを願っていたあの子が立っていた。
私が同じような顔をしていることを薄々自分でも、分かっていてからかもしれない。
その子は、少し恥ずかしそうに、照れていた。
「類は友を呼ぶ」本当にそうだと思う。あの日からあの子と話始めたが、とても馬が合う。
ただ、陽キャの前では、あの子と仲良くできなかった。そんな卑怯な自分も、嫌で嫌でたまらなかった。
それから少し経ち、あの子がいじめているのを見た。いじめられる側の気持ちなら、いたいほど分かる。
その場には何人も、人がいるのに、他の子とは確かな壁で阻まれていて、一人孤独な世界で、ただ、いじめが終わることを祈り、願い続けるだけ。
適当な空想でもして、「明日は…」と、絶対に今日とは変わらないはずなのに、良くあってくれと、未来を見る。
そのとき…
「明日は、○○高校にこいよ❗️うちのお兄ちゃんに、お前なんか殺してもらうからwww」
っ!一瞬、私に対して言われた言葉だと思った。
次の日の放課後、私には、確かな思いがあった…
人に対してこんなに強い感情を持ったのは、初めてだ。だが、当然、自分に対しての感情も対抗してくるわけで…
また、親に呆れられてあることないこと言われるよ?それでいいの?でも、私が一番嫌いだったのは、正しいことを知っているのに、気づいているのに『動けなかった』…いや、こんなの、言い訳にすぎない…
その瞬間、私の体は、すごい速さで動いていた…
助けに行こう‼️「行きたい」じゃない、「いくんだ!」
そう、今までの私とは変わろう!他の人に押し付けられた、相手が有利なステージじゃなくて、相手に「美鈴は静かだもんねw」といわれる度に押し付けられた、誰かが、描いたイメージじゃなくて、
はじめは、
作って行こう。私たちの、新しいストーリー
高校に、ついてしまった。まだ怖いけど、決してあの子を…
「はぁ?なんだお前?」っ!?気づいたら声にでていたらしい。いじめっこのお兄ちゃんに、おもいっきりバレた。
でも、私の足は止まらない。どこからこんな自信が来るのだろうか?スポーツなんて、やったことないのに…
ばっと、かっこよく、あの子の前に立ち、てを広げる。そして、大きな声で、ずっと胸に秘めていた思いを語る。
「あなたたちは、それで楽しいの?あなたたちが、人をいじめている間に、普通の人は、学んだり、青春を謳歌する。いじめられている人は、人間的に成長する。あなたたちは?一番損してるのは、あなたたちじゃないの?」っ、亀裂が走ったように、その場の全員が黙る。誰からともなく、黙って帰ってゆく。なんか、思ったよりかっこわるかったな…でも、私が胸に秘めていた想いの刃で、あの人たちの、最悪な性根の鎖を、たちきれた気がした。
「「ふふっ」」そう、笑った声は、みんなが帰った高校で、ぽつんとたっている、あの子と重なった。
そう、わたしは、