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翌朝。登校した結城の足取りは、ひどくおぼつかないものだった。
スラックスの下、一番奥深くには、昨夜一ノ瀬に埋め込まれた**「それ」**が、今もなお確かな存在感を放っている。
(……はぁ、っ。……あつい、……動くたびに、当たる……)
一ノ瀬からは
「今日一日、一回も落とさずに過ごせたら、夜は優しくしてやる」
と、冷ややかな笑みで告げられていた。
二時間目の数学の授業。
静まり返った教室で、結城は教科書を見つめながら必死に腿を震わせていた。
その時、不自然に胸のポケットに入れていたスマホが短く震える。一ノ瀬からのメッセージだ。
『今、三組の前を通った。窓際の席で、ずいぶん顔が赤いな。……少し、冷やしてやろうか』
「……っ!?」
結城がガタッと椅子を鳴らして窓の外を見た瞬間。
生徒会室にいるはずの一ノ瀬の手元のスイッチが、無慈悲に入れられた。
――ブゥゥゥゥゥ……ッ!!
「ひ、あぁっ……!!」
下腹部を直撃する、最大出力の振動。
結城は思わず声を上げそうになり、咄嗟に自分の口を両手で塞いだ。
ナカで暴れる硬質な異物が、一番敏感な場所を逃さず叩き続ける。
「結城くん? どうしたんだい、急に立ち上がって」
教壇の先生が不審そうに眼鏡を光らせる。クラスメイトの視線が一斉に結城に集まった。
「あ……、いえ……、何でも、ありません……っ。……う、ぅ」
返事をするだけで精一杯だ。
一瞬でも気を抜けば、蜜を垂らしながら膝から崩れ落ちてしまいそうだった。
一向に止まらない振動。
一ノ瀬は、結城が今、衆人環視の中でどんな表情をしているか、すべて分かってやっているのだ。
『……いい声だ。廊下まで聞こえてきそうだよ、奏太』
追撃のメッセージ。
結城は、あまりの快感と羞恥心に涙をこぼしながら、机の下でスラックスの上から必死に自分の熱を抑え込んだ。
(れん、さん……っ、もう、むり……っ、こんなの……っ!!)
昼休み。結城は這うようにして、誰もいない旧校舎の資料室へと呼び出された。
そこには、腕組みをして冷徹な「生徒会長」の顔をした一ノ瀬が、待ち構えるように立っていた。
「……よく耐えたな。落とさなかったご褒美だ」
一ノ瀬はリモコンを切ることなく、震える結城を壁際に追い詰めると、乱れた制服の隙間に冷たい指を滑り込ませた。
「……っあ!! あ、あぁぁっ! 蓮さん、止めて……っ、壊れちゃう、……っ!」
「壊れないよ。お前は、もっと激しくされるのが好きなんだろう?」
一ノ瀬の低い笑い声が、絶頂の波に呑まれていく結城の耳に、呪文のように優しく響いた。