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「  別れましょう  」
















いつもの お花屋に いきました














そして いつものように 百合を買うと 、 店員の目黒さんから ひとつ











「 今日は幸せそうですね 」










たぶん 、 翔太がいた頃の自分は 、 強制的な 笑顔でいたんだと思うと 、 少し ゾッとします











その後 、 店長の 阿部さんがきて 、








「 これからも、百合を贈ってあげてください 」












そう言い 、 自分は 店を後にしました












その後 葬式にいくと 、 先に 同僚の岩本と 佐久間が 墓の前に居ました











自分も 百合の花を 捧げ、










「 約数週間、俺の彼氏でいてありがとう。そして、別れましょう 」











それが 、 翔太に贈る 最後の言葉となるでしょう












会社も 遅刻と伝えてあるので 、 同僚と一緒に 会社へ戻ろうとしていると 、 葬儀屋の 村上さんに会いました









「 彼が、後ろで貴方を見守ってますよ 」










そう言われ 、 ふと 後ろをみても 、 誰もいません 。










でも 、 彼がいることは わかります











手を振ってみると 、 彼の「 ありがとう 」 という声が 聞こえてきました













墓を 後にして 、 会社につくと 、 偶然にも ウエディングプランナーの 深澤と向井に 遭遇しました









なんで 会社にいるのかと 尋ねると 、 会社との コラボ商品の 提案に来たそう










また 同級生の向井に 会えると思うと すこし 嬉しかったのですが 、 深澤さんは どこか悲しげな 表情をしてました










恐らくですが 、 幽霊が 見える彼からしたら 、 俺が 現実に気付いたことで もう 見えなくなり 、 会えなくなり 寂しくなっているんだと思います













2人と別れた後は 、 仕事に戻りました

















そして 、 俺は 彼の机の花瓶に 百合の花を 添えました

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