わんくっしょん
好奇心でwnに催眠術をかけて襲われるrb
※こちらはnmmn作品になっております。
ご本人様とは全くの無関係です。
文が拙い、ちぐはぐな部分がありますが脳内変換していただけると幸いです。
地雷の方は自衛のため、お戻りください。
リクエストありがとうございます🙏✨
呼吸とともに肩が上下する。
離れようと試みるもグッと押さえつけられ、さらに距離が縮まる。
情欲が滲む目で星導だけを見つめる赤城に罪悪感やいたたまれなさでいっぱいだ。
数分前、会議室には星導と赤城だけで皆が揃うまで2人でスマホを弄るなり、会話をしたりと待っていた。
いつものようにエゴサをしているとふと一つのツイートが目に止まる。
そこには催眠術について記されており、好奇心ゆえに横にいた赤城に試してみることにしたのだ。
「ウェン」
「ん?なにー、どったの」
「俺から目、離さないでくださいね」
オトモと戯れていた赤城が困惑した表情でこちらへ向き直る。
「今から3つ数えるとあなたは私に夢中になる。3、2、1」
手順通りに赤城の視界を覆い、指を鳴らす。
ゆっくりと目を開けたのち、じっとこちらを見つめる赤城になんだ、と落胆のため息をつく。
正直なところスピリチュアル的なものだと思っているのであまり期待はしていなかったが大して面白くなかった。
ちぇー、と口を尖らせ、スマホに向き直ろうとした。
が、手に持っていたはずのスマホは赤城の手にあった。
「え、ウェン?それ俺の…」
「星導♡」
やばいと思ったときには引っ張られていて、もつれる形で床に倒れ込む。
赤城を潰すところだったが、なんとか肘をついて防ぐ。
大丈夫か確認しようと身体を起こした。
「うぇ、んっ…!?」
急に唇を奪われ、半開きになった唇の隙間から舌が入ってくる。
熱い舌が歯列や上顎をなぞり、舌を絡まる。
くちゅくちゅと鳴らされる水音が脳を甘くどろどろに溶かしてゆく。
これ、やばいかも。
なんとか起き上がり、急いで距離を取るも腰が抜けて立つことができない。
じわじわと壁際まで追い詰められる。
青い顔で目を泳がせる星導にくすりと目を細め、後ろの壁に手をついた。
いわゆる壁ドンだ。
逆光で影になった赤城の口角が不敵な笑みを作る。
「なんで逃げるのさ」
「う、えと…あ、ぅ…」
「んふ、かぁいいねぇ♡」
真っ赤に染まった頬に手を添え、優しく撫でる。
再度顔が近づき、唇が合わせられそうになった瞬間。
「おつかれー!急に雨降ってきよって走ってきたわ」
明るく快活な声とともにドアが開けられ、緋八と伊波が入ってくる。
足音が聞こえ、すぐさま距離を取ったおかげで気づかれていない様子にほっと息をつく。
タオルで濡れた髪を拭く2人の言葉に窓の外へ目を向けると晴れていた空は灰色に覆われ、しとしとと雨が降っていた。
「おつかれー。降り始めでよかったよ」
テツたち大丈夫かな、と何事もなかったかのように話し始める赤城と反対にバクバクと動く心臓に手を当てながらスマホを拾う。
始めにいた席へ座り直すと通知が鳴る。
確認をしようとスマホを開く。
「ッ…!?」
思わず目を見開き、赤城の方へ勢いよく顔を向けた。
当の本人はそんな星導の様子にゆっくりと目を細め、いたずらっ子のように口角を上げたのだった。
『続きはまた後でね』
コメント
1件
2パターンも書いて下さりありがとうございます!!沢山読ませていただきます!