but end編!!
張り切って書くぞぉぉぉ!
人によっては不快な表現
あるかもしれないです…><
太宰:視点
あの一連の事態の後,
私は泣き疲れて寝てしまったようだ。
怖かった,また嫌われたんだと
頭が痛くなり,目から涙が
滲んだんだ。現在時刻は7時。
乱歩さんは隣の病室で寝ていると
分かった,鏡花ちゃんは
先に帰って任務に行った
らしい。不眠症のせいで
頭痛が響く。 でも私は強い,大丈夫だ。
鎮痛薬は恐らく家に置いてきた。
皆んなに迷惑を掛けないようにそっと
部屋を出た。歩いて,走る。
歩いて,走るを繰り返すうち,
ある人影が見えた,私が裏切った人。
好きだった人,彼は
こっちに近づいてきて,
私の頬を叩いた。
理解が追いつかなかった。
私は恐る恐る彼の顔を見上げた。
彼は私を睨み付けていた。
喉からひゅっと音が鳴る。
だが私は我慢した,彼は
中「気安く見上げてんじゃねえよ。」
と言った。前のことだろう,
私の為にしてくれた事をありがた迷惑
と言われそりゃあ怒る筈だ。
太「へぇ…蛞蝓の癖に… 。」
震える声を抑え,いつもと
同じ様に彼に話しかける。
彼は私を睨み蹴り上げた。
私は吐血すらせず,彼に
殴られ,蹴られ続けた。
私は我慢するだけでいい。
太「ちゅ…ゃ… 。」
彼は 私の顔を見てゾッとした。
やりすぎたとでも言うように。
吐血はしていないと思っていた。
私の感覚的にはね,でも,
中也から見たら私は血を吐いて
悲痛な顔をしていたらしい。
私はもうどうでも良かった,
これくらいじゃ私は死なないけど
意識が薄らとしてきた,気絶寸前なんだ。
中也は私を抱き抱えていた。
自分で傷つけた癖に,馬鹿な事するよね。
私はそっと意識を手放し,
彼は視界から消え去った。
乱歩:視点
あの後僕はすぐに目が覚めた。
とてつもなく嫌な予感がした。
気分が悪すぎて吐きそうだ。
今はただ太宰の病室へ早足で
歩いている。そして,今着いた。
ドアを開ける,太宰は居なかった。
敦は下を向いて俯き,僕が来ると
敦「太宰さんが…、病院から
出て行ったそうです… 。」
嫌な予感はいつも外れない,
その言葉を聞いて僕は心が痛くなった。
気づけば走っていた,敦の声も
聞かずに,走る。
川へ,あの綺麗な川へ…。
川の辺りは来ると,僕は
息切れなんか気にせず太宰を
探した。ふと人影が視界に入る。
素敵帽子君だ,彼は何かを持っていた。
目を凝らし,よく見る…。
太宰だった。
僕は慌てて駆け寄った。
乱「やあ素敵帽子君…太宰は…?」
僕は微笑み乍も,彼の顔を
覗き込んだ。彼の顔は今にも
泣き出しそうだった。
中「俺のせいだ…すまねぇ… 。」
太宰が気絶しているのを僕は悟った。
だが素敵帽子君はその事を言っていない。
じゃあ何に対して謝っているのだろうか。
素敵帽子君は太宰の服を捲る。
太宰の腕,足,体全体に
怪我ができていた,言葉を失った。
中「前,太宰と喧嘩して…
それを根に持ってたんだよ… 。」
乱「五月蝿い,今は太宰が先だ。」
後悔に浸る彼は昨日の僕を想起
させて苛ついた。彼は立ち上がって
中「俺の家なら看病できる… 。」
と言った,僕は悩んだ。
怒りに任せて大切な人を殴る人物に
太宰を任せられるのだろうか?
また太宰を傷つけたりしないだろうか。
そういう疑問を僕は抱いて言った。
乱「太宰は…一度探偵社寮に送る。
そこから考える。」
それが唯一の解決策だった。
太宰だって1人の時間は欲しいだろう。
そう思った,これが馬鹿な考え
だとは後になって思ったことだ。
前YouTubeであなたの小説
最後のhappy end長すぎて
本当読みにくかった、2話くらいに
区切ってほしい
と言われたのでbut end
バージョンは分けます!
楽しみに待っていてくれた方
申し訳ありません><
一応不快になされない為
コメントは消してあります👍
コメント
10件
最高すぎて寿命縮まった!(??
バトエンも最高! 続きが気になるー!!
続き待ってます!