どうも!黄粉です!
ただの雑談なんですけど、
最近、平成に流行った歌のカバー曲とかをよく聴くんですよね〜
それでは!
スタート!
zm side
あれから1時間後。
らっだぁのメイドに部屋を紹介してもらい、仕事内容を確認しているところだ。
「え〜……6時15分:らっだぁ様を……起こす!?」
ご褒美過ぎる仕事内容にニヤケと驚きが表情に出てくる。
(ちょ、ええんか…!?
(好きな奴の寝顔見れる仕事ってやばいやろ…!
隣の部屋のらっだぁに声が聞こえたのか、扉の方から声がしてきた。
らっだぁ「どしたー?」
「あ、いや!何もないで!!」
俺は咄嗟に嘘をつき、らっだぁが行ったのを確認して、再び仕事内容を頭に入れ始める。
「明日からやん…な!…」
なんともない素振りをするが、明日から護衛が始まると考えると心臓がうるさい。
その時、ノックが部屋中に鳴り響く。
メイド「入ってもよろしいでしょうか?」
メイドだ。
ここのメイドは変に冷たい目を俺にかけてきやがる。俺が何をしたっていうんだ…
「おう…今、仕事見てたとこや。」
メイド「へぇ…”意外”と熱心なのですね…」
(ムカつく奴やなぁ…
(こいつ俺をなんやと思っとるんや…
(確かに今世では不良として名を轟かせとるけど…
悶々とした思いはしまっといて、メイドの用件を聞く。
「で、俺に何の用や?」
メイド「今からお食事の時間ですので、らっだぁ様の傍に護衛をしてもらいたく。」
スケジュールに19時:晩餐 と書かれてあった。
俺はご飯早いなと思いつつも、護衛の準備をし、らっだぁの部屋へと向かう。
「ふぅー…」
らっだぁの部屋をノックするのを躊躇っている。
これから同じ…家?……城?、に住むのだから、こんなことにいちいち戸惑ってはまともに過ごせない。
(でも……護衛やとしても好きな奴の部屋に入るんは緊張するやろ!!
それから3分。
俺はらっだぁの部屋の前を無駄にうろつく。
やっとの思いで、ドアノブに手をかけ扉を開けると俺の足元にらっだぁが転げ込んできた。
俺は驚きのあまり名前しか呼べなかったが、らっだぁはそれ以上に困惑していた。
「これはぁ…そのぉ…」
らっだぁは涙目にし、顔面を見せないよう必死にかくしている。
rd side
10分前。
俺は隣の部屋からの声に驚愕する。
ゾム『……っだぁを……起こす!?』
しっかりとは聞き取れなかったが、俺を起こすことに驚いてる……嫌がってる、?ということだと分かった。
さっきまでの態度は愛想よくしている…言わば猫かぶりとやらだったのか、と俺は落胆する。
それと、ゾムも俺が好きなのではないかと期待していた自分に嫌気が差す。
(そうだよな…俺に気があるわけ…笑
そう自分に言い聞かせるが、俺は喪失感でいっぱいでそう簡単に信じれるはずがなかった。
「ゾム…声でかすぎだろ…」
もし、他にも俺に対する愚痴が聞こえてしまうとなると俺のメンタルが涙でいっぱいになってしまうため、ゾムに注意しにいくことにした。
「はぁ…」
俺の顔は今、ぐしゃぐしゃだろう。
そんな状態で顔を合わせられたもんじゃない。
ということで、扉という1枚の壁を挟み注意することにした。
俺は震えそうな声を我慢し、張り上げるように言葉を放つ。
「どしたー?」
「………何でもないで!!」
帰ってくる一言に少し間があったのが引っかかった。
しかし、大丈夫と言っているゾムを疑う訳には行かないため、俺は静かに自室へと戻る。
そうして、部屋の扉がしまったタイミングで俺は崩れ落ちるようにその場に倒れ込む。
ベッドまで動くほどの元気は、もう体に残っていなかった。
「どうしたもんかなぁ…?笑」
普段なら軽く笑い飛ばす俺も、この時だけは呆れと惨めな思いで笑うことしかできなかった。
それと共に俺の頬はゆっくりと湿っていった。
「あれ…俺なんで泣いてんだろ、」
俺は涙を止めるために笑うようにする。
しかし、どれだけ口角を上げても出てくる涙は止まらなかった。
かれこれ3分が経過した。
深く傷ついた心を慰めるように涙を拭き取り、立ち上がろうとしたその時。
俺は背中から綺麗に転び、怪我をしないように頭を抑える。
「へ…?」
起き上がろうと目を開けると、そこにはドアノブに手をかけるゾムがいた。
ゾム「………らっだぁ?」
「これはぁ…そのぉ…、笑」
(どう誤魔化そっかな〜…、?笑
見てくれてありがとうございました!
今日、友だちの誕生日プレゼント買いに行ったんですけど、優柔不断に選んでる時間が1番楽しいことに気づきました!
それでは!
またね!
next♡1400
コメント
3件
あ、好きです(;´༎ຶٹ༎ຶ`)