どうも!黄粉です!
実は私飽き性なんですけど、皆さんはこれまでこれだけはずっと好きだなぁ…。みたいなものってありますか?
それでは!
スタート!
rd side
普段、人前では滅多に泣くことのない俺。運営にも弱音をあまり吐かないと言うのに…
何故こんなにも惨めな姿を不仲のゾムに晒してしまったのだろう…。
ゾム「らっだぁ…?何があったんや…、」
きっと引いてるだろうに心配してくれるゾム。
俺が好きでいていいのだろうか…
「いや…、別になんでもない…」
そう言いながら俺は顔を見せないよう、立ち上がる。
溢れ出る涙もいつしか乾ききっていた。
心の中が喪失感でいっぱいになり、感情の1つも湧いてこない。
「気にすんな…」
俺はその場から早足で去ろうとする。
その時、
ゾムは俺を引き留めるように手首をぎゅっと掴んできた。
「えっ………?」
zm side
俺は言葉よりも先にらっだぁの手首を握りしめていた。
今咄嗟にできる俺なりの意思表示だったのだろう。
らっだぁは俺の手を振り払おうとしてくる。
しかし、俺はその分だけ手首にかける力を強めていった。
らっだぁ「ちょっ…何すんだよ…(引」
らっだぁ「痛いってッ…!」
らっだぁにかける言葉を探すのに夢中でらっだぁの言葉が聞こえなくなっていた。
(どうしよ…俺なんかした、?
(心当たりないしな…
俺はらっだぁ誤解しているだろうと決め打ち、その誤解を解こうとするため、次の行動を考える。
らっだぁ「ゾムッ!!離せよッ…」
泣いた跡でいっぱいの顔。
何をどう誤解したらこうなるのか…
俺は取り敢えず、心の思うままに行動することにした。
らっだぁ「俺のこと嫌いなんだからs…」
「ッ………」
俺はらっだぁの肩を抱き寄せ、激しく抱きしめる
咄嗟に出た行動に俺も驚く。が、らっだぁは俺よりも驚いていた。
らっだぁ「なんで俺なんかにッ…」
らっだぁ「嫌いなんだろッ!?」
どういう誤解をしたらそうなるのか全く分からないが、今はただ、らっだぁの体温を近くに感じていたかった。
「バカ…」
「俺は…お前のことがッ………」
俺の頭の中に「好き」の二文字が浮かびでる。
(今、、だよな…
俺は腹を括り、らっだぁへの気持ちをそのまま口に出す。
「…クッ、好きなんやッ!!」
rd side
奴の口から溢れた言葉に俺は意味を理解できなかった。
(ゾムが?俺を?……ッんなわけ…、
(俺の寝顔をあんな嫌がってたはずだろ、……
ゾム「…ダメ、…か、?」
不安気に聞いてくるゾム。
俺がすぐに返事しなかったからか、気が気じゃない様子だ。
(あ、これマジなんじゃ…、
ゾムの真剣な眼差しで気持ちにやっと気づいた時、俺の瞳から大きな雨粒が頬を濡らす。
ゾム「ちょっ…、また泣くんか、?」
「………いや」
俺は目に溜まる涙を拭き取り満面の笑みでゾムに言ってやる。
「嬉し泣きだわ、!(笑」
この時ようやく俺の本当の気持ちを吐き出せた。
今までの恋が恋じゃないみたいに幸せで、こんなにも好きだと伝えたい相手ができたことに俺は驚きを隠せない。
ゾム「てことは…俺ら付き合ったってことやんな!」
子どものように目を輝かせて聞いてくるゾム。
(あ、?こんな可愛かったっけ…(笑
さっきの手首千切れそうなぐらい俺の手を握っていた男らしいゾムはどこいったのか…
「当たり前だろ…」
真っ赤な顔を見せたくないため、ゾムに顔を埋める。
(………ちゃんと言葉に出されると恥ずいな、
俺の様子にゾムは心拍数が2倍3倍と速くなっていく。
ゾム「お前そういうのズルいわ〜、//」
この時の2人は不仲とは見えないほど甘く、おとぎ話の世界みたいだった。
rd side
次の日。俺は昨日の出来事のせいで寝不足気味だった。
そのおかげで学校への足取りが重くなってしまう。
「あんなことあってぐっすり眠れるわけないだろ…」
俺は小声でそう文句を呟く。
隣にいるゾムは心做しか浮足立っているように見えた。
(やっぱゾムの機嫌わかりやすいな〜(笑
(いや、俺の察しの良さか?
そうやって俺は心の中で馬鹿にしていると、横にいるゾムが俺に鋭く質問をしてくる。
ゾム「あ、お前今変なこと考えとったな?」
ゾム「顔でバレバレやで?(笑」
(そうだったわ…
(こいつ人の心すぐ暴く奴だった…
ゾムは俺の数十倍、人の心を察することが得意な奴だ。
(変なこと考えられねぇわ…
“変なこと”が何か分からないが、きっとイケナイことだろう…
そんなことを考えていたら俺達はどうやら学校に着いていたようだ。
「あ、ゾム学校着いた〜」
ゾムに声をかける。しかし、ゾムは馬車の中から中々出てこない。
(なんだ?トイレ行きたいのか?
俺は馬鹿らしい疑問を浮かべながら尋常ではないくらい汗を垂らしたゾムに問いかける。
「ゾム…?何がッ…」
見てくれてありがとうございました!
最近持久走したんですけど、タイムが4分56秒だった
んです!
やった〜(^ら^)
それでは!
またね!
next♡1500
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