テラーノベル
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🍆🍌(微☃️🍌)
全員大学生の設定
☃️Side
「おんりーさ、もうどのサークル入るか決めたん?」
「あー、、まだ決めてないや」
「そうなんや」
僕らが通っている大学にはたくさんのサークルがある。サークルの多さが魅力的で入学した、という人もいるくらいに多い。
ほとんどは高校の頃の部活と変わりないが、大学はサークルまでには満たない研究会なども多数ある。
そこは大体ルールも緩くて自由気ままな感じが拭えない。でも逆にそれくらい緩いほうが活動しやすい、という人もいるから人気だ。
「でもおれ映画研究会?みたいなの気になってるんだよね」
「映画研究会ねぇ、、」
ふと先日小耳に挟んだことを思い出す。
映画研究会は“ヤリサー”だって。
まあ単純に言えばHなことをするためだけの皮を被ったサークルのこと。
正直それは噂でしかないから本当かどうかは知らないけど。
「だめかな?」
「いやいいと思うけど…ヤリサーらしいで?」
「えぇ?」
「いやほんまに、」
「でも噂でしょ?」
「そうやけど…」
ならいいじゃんと隣で頷くおんりー。
ぼくとしてはおんりーは親友だから変な目には遭ってほしくない。
「ぼくは反対せぇへんけど気ぃつけや?」
「うん、ありがと」
🍌Side
おらふくんには止められたけど映画を観ること自体好きだし、何かされそうになったら断ればいいし。
おれはそんなに重く考えていなかった。
「失礼しまーす」
“映画研究会”と大きく掲げられた部屋に入る。そこには学年の違う男女が10人程いた。
おれが突っ立っていると中央に座っていた恐らく部長?らしい人が立ち上がった。
「やっほー、1年生?」
そう尋ねられておれはうんと頷いた。
「そっかそっか。俺は映画研究会の部長のぼんじゅうる」
「1年のおんりーです」
「はーいよろしくね」
軽くあしらわれてそのまま椅子に座るよう促された。
「俺らは…まあ好きなときに映画見て色々研究するって感じ。重く考えなくていいよ」
「はい 」
人当たりの良さそうな部長はにこやかにそう言った。おらふくんの噂がまるで嘘のように。
それから色々喋っていると突然俺の家で2人で映画でも見よっか、と誘われた。
「えっ?」
「色々覚えてもらいたいし…、ね?」
ちょっと動揺したけどまあ大丈夫か、と思い放課後、先輩の家にお邪魔した。
「好きなとこ座ってー」
「ありがとうございます」
それから映画を見始めたのはいいが、隣に座っている先輩がさっきからおれの腰に手を回しているのが気になる。
それでも特におれは何も言わず黙って映画を見た。
すると先輩の方からおれの服に手を入れてきた。
「え、ちょなにして、」
「大丈夫だから…ほら、映画に集中して?」
そのまま服の中で弄られる。
「ん、…ちょっ、と」
いつの間にか耳まで赤く染めているおれに気づいた先輩が寝室行こっかとお姫様抱っこをしだす。抵抗するような力が残っていなかったおれはそのまま委ねた。
もうそのあとの記憶なんて残っていない。
覚えていることといったらおらふくんに叱られたくらいだ。
だからあれほど言ったやろ、何してんねんって。
「えへ、でも…」
「でもちゃうわ!、」
気持ちかったからなんでもおっけー♫
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