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続き
注意
勝デク仲良し
虐待表現あり
✄——————-‐✄
あるところに悪魔がいました
──────元気な男の子です!
──────あなたの名前は出久よ
──────いずくー可愛いな
──────出久は個性悪魔なのよ
──────でも最愛の息子だ
──────どんな姿でも愛すわ
うん!僕ね、ひーろーになりたいの!
──────そお!きっとなれるわ!
──────出久は強いもんな!
そうだよ!
──────絶対なれよ〜?約束な
うん!約束!
──────じゃあご飯はカツ丼にしましょう!
ほんと!?やったー!
──────ほんとにカツ丼すきだなー
うん!
大好き!
──────出久!!逃げて!
お母さん…?
──────出久!早く逃げるんだ!
お父さん…?
──────早く!
っ…!!!
──────出久!!
かっちゃん
──────勝己!早く逃げるわよ
──────おー!いずくも行くぞ?
うん
お母さんとお父さんも来るよね…?
──────おう、きっと来るから行くぞ
うん、!わかった
あの日全てが壊れた
僕が悪魔の姿で産まれても愛してくれた
ほんとのお母さん、お父さん。
僕の誕生日だからってかっちゃんの家族と
ショッピングモールに行った
そこにヴィランが襲ってきた
そのせいでお母さんとお父さんの命日は
僕の誕生日になってしまった
僕の4歳の誕生日は、おめでとうなんて言えない
今から来る誕生日もおめでとうなんて言えない
今のお父さんお母さん。
引き取ってくれたけど最悪な言葉を浴びせられる
毎日のように言われる暴言
毎日毎日される暴力
小学生になってツノと翼を隠せるようになった
中学生からは制御は簡単でいつの間にか出る
ということもなくなった
どうして隠さなきゃ入れないのだろう
そう考えた時期もあった
だって、僕は僕だし、
かっちゃんはかっこいいって言ってくれるし、
生みの親は愛してくれた
なのにどうして隠さなきゃ…って悲しんでたっけ
今じゃどうでもいい
最近は、ぼーっとするときが増えた
勉強の手だって進まない
体がズキズキ言ってる気がする
そんな僕だけど今…
目の前の進路希望の紙を睨みつけている
どーしよっかな〜