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11件
見るの遅れた😭ごめんね😭 やっぱりフェリちゃんは強いッッッ フェリ菊...神ッッッ
ああああああああああ!闇落ちフェリちゃんありがとうございます!!素晴らしぃ⤴!聞くちゃんを傷つけたやつ全員フェリちゃんがやってくれてスッキリしたぜ!!
「メフィストフェレスの祓魔師は…悪魔と契りを結びます」
フェリシアーノ達が着いた場所は何とも言えない古びた教会だった…
すると、着いた瞬間一人が声を荒げた
「遠ッッッ」
フェリシアーノだ。
「仕方ねぇだろ」
「此処からが教会だ」
とアーサー。
すると、アルフレッドが
「…..?」
「何か音が聞こえないかい?」
どうやら、教会からだそうだ。
「え?!どれどれ!」
興味津々に扉の前に耳を貸すフェリシアーノ
その光景はあまりに良く無いものだった…
~ッ
_____ッッッ!!
怒鳴り声が聞こえる。
何故だろう…
「怒鳴り声….」
「中に誰か居るんじゃないかい?」
「…..そうみたい」
フェリシアーノは扉を開けようとした瞬間、アーサーが止める
「今行っても危ないだけだ」
「此処はお前の能力で何とかしてくれ」
「俺の….能力?」
「あ!相手の思考を操る能力だよね!」
ちょっと間が空いたがフェリシアーノの能力について答えた
「君…忘れてたのかい…?」
「え?いや….忘れてないよ!!」
とフェリシアーノは焦り焦りに言う。
アルフレッドは万遍なく呆れていた。
「と、取り敢えず!」
「扉越しの人の思考を覗けば良いって事ね!」
「あぁ、そうだ」
「頼むぞ」
「うん!」
芝居を終わらせ、フェリシアーノ能力が発動する
~ッ!
_____ッッ!!!
やはり、怒鳴り声しか響かない…
もっと、近くで聞いてみる。
この言葉は誰もが驚きを隠せない物ものだった….
お前のせいでッッッ!!
悪魔も除霊出来ない奴が此処に来るなよッッッ!!
祓魔師!!メフィストフェレス!!
「ッ….!!」
「菊の事だッ….」
ドンッドコッと殴り音が響く中、フェリシアーノは誰よりも早く真実にたどり着いた。
真実を知った瞬間、フェリシアーノの目が黒く紅く染まる。
「殺すッ….」
「絶対にッ…」
その場で強い怨念を誓った。
「……」
「おっ?どうだったかい?」
アルフレッドはフェリシアーノが帰ってきたことを見てそう質問した。
「…..」
だが、フェリシアーノはその質問には答えない。
すると、フェリシアーノは教会の扉の前へと近付く。
その瞬間
「おい、待て、フェリシアーノ」
「何が…遭ったんだ?様子が変だぞ」
「…..」
いち早く気付いたのはアーサーだ。
しかし、フェリシアーノは黙り込む。
「フェリシアーノ…?」
そう、呼ばれた時、フェリシアーノの口が開く
「…..菊が…」
菊….という言葉で誰もが全て理解した。
「何だって…?!」
「それじゃあ…菊がこの教会で…」
「そう….だから殺す」
あまりの即答で的確な答えにアルフレッド達は鳥肌が立つ
だが、黙っては居られない。
「俺が殺すから…二人はその間に菊を助けてあげて」
「あぁ、分かった」
「君は一人で大丈夫なのかい?」
「うん…相手は人間…」
「悪魔に勝る筈無いと教えてもらったからね…」
と、誰かの教えを経験に言う。
そして….
教会への扉が開く。
この時、フェリシアーノは…
「待っててね….」
「愛おしい俺の菊…♡」
そう言い声を留めるまで….
「ッ….」
出血が酷い…もう立てれない…
そんな状況構わずに相手は言う。
「おいおい(笑)早過ぎだろ」
「まぁ、次は鉄バッドで良いか(笑)」
「それじゃあ、俺からな」
と鉄バッドを片手に本田菊に近寄る
本田菊はこの際、死期を感じた。
(あぁ…)
(私は死ぬんですね…)
(….ごめんなさい…私の愛おしい悪魔…)
(….お別れの挨拶はしておきたかったですね)
「それじゃあな(笑)」
「クソゴミッッッ!!」
「ッッッ….」
カンッ
…..確かに鉄バッドを振り落とした…
だが、痛くない…
そう思い、私は顔を上げる
「…..ッ?!」
驚いた。
前に立ってるのは私の悪魔…フェリシアーノだからだ。
「フェリシアーノ君ッ…!」
と、声をあげる
「菊….大丈夫だよ」
そのフェリシアーノの顔は笑っていた。
まるで、安心して貰いたいかの様に…
私がそう思っている内に
「菊!!」
「大丈夫か?!」
見渡すとアルフレッドとアーサーが救助に来ていた。
「あ….はい…」
と、本田菊は遠慮がちに言う。
だが、悪魔を相手には敵わなかった。
「…..傷が深い…」
「一旦外で治すぞ」
「あぁ、そうした方が良さそうだね」
「え…ちょっ」
私が声を出すまでもなく、アーサーは本田菊をお姫様抱っこする。
「今度は俺がするんだぞ」
と、不機嫌になりながらも言う。
「あぁ、良いぞ」
「奪えるものならな」
「ッ!!」
アーサーが挑発したせいか、アルフレッドは言葉が出ないほどに苛立ちをしている。
「さて….」
「俺を殺す相手は誰かな?」
と、フェリシアーノはトーンの下がった声で言う。
「ヒッ…」
「しかも!何なんだよッッッ!悪魔って!」
「アイツがそんなの出来るわけな…」
い…と言いかけた瞬間、自動的にフェリシアーノの持っているナイフが人里の人間の腕を切断した。
「ッッッ….?!?!」
「あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!」
苦痛を言い流すような悲鳴…
そんなのお構いなしにフェリシアーノは言葉を放つ。
「次….行くね」
と、言った瞬間。人里の心臓は秒もかからないぐらい停止していた。
フェリシアーノによって殺められた。
「ヒッ…」
「次はお前だね」
嬉しいそうにも見えるが憎しみにも見える。
「く、来るなッッッ!!」
そう言ってもフェリシアーノには届かない…
フェリシアーノはお構いなしに近付く…
「ヒッ….」
「それじゃあ…」
フェリシアーノが片手をあげた時。もう、彼の心臓は停止していただろう…
グサッグチュッ
血グロい音が教会全体に響いた。
「…..」
「神と等しい人を傷つけた…」
「当然の報いだよ….」
と、死体を見ながら言い放つ…
もう…二度と生き返らない命に….
「さて….」
「菊見に行こ」
「大丈夫か?」
「あ….はい」
本田菊達は教会の外で治療をしていた。
「おい、もうちょっと癒えれないのか…?」
と不満げに文句を言う。
「俺の能力分かる?!」
「物を操る能力だろ?」
「だからだよ!」
「俺は癒し団体系じゃないんだよ?!」
「しかも…癒しには特化していないし….」
アルフレッドはそう、物々と言う。
しかし、愛する主人の為、完璧治療を試みた。
「だいぶ治りました…」
「そうかい?それは良かったよ」
だいぶ傷が癒え、元気を取り戻した本田菊。
「アルフレッドさん、アーサーさんありがとうございます…」
彼に感情は無いが、心から感謝している。
それもアルフレッド、アーサーは知っているはずだ…
ガチャ
扉の開けた音がした。
そう。フェリシアーノが帰ってきたのだ。
「あ!菊~!!」
ギュッ
「わっ…」
菊が治って嬉しいのか唐突にハグをする。
それをしっかりと受け止める菊…
「大丈夫??」
「えぇ…大丈夫ですよ」
「それより….フェリシアーノ君…」
「ありがとうございました…お陰で助かりましたよ」
と、感謝の声を放つ。
「えへへっ!」
照れながらもフェリシアーノは笑う。
「俺ももっと強くならなきゃね…!」
(菊の為に….)
彼の黒く紅い瞳は次第に戻っていた。
菊の前ではその瞳を見せられないからだろう。
その際…アルフレッド達は…
(性格が変わりすぎ何だぞ…)
(性格が変わりすぎだろ…)
…そう思っていた。
「メフィストフェレスの祓魔師は…悪魔と契りを結びます」二話後編