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コメント
1件
いやもうこれ……めちゃくちゃ良かった。たっつんの「安心してほしいからな」って台詞、刺さりすぎてやばい。ずっと張ってた心が緩む瞬間の描写が丁寧で、読んでるこっちまでホッとしたわ。二人の距離感も自然で、急にベタベタしないからこそ「おいで」の破壊力が半端なかった。もか⚡️さん、キャラの感情の機微を描くの上手すぎる🔥
ベッドに入ってからも、じゃぱぱはなかなか眠れなかった。
部屋は暗い。
静かだ。
でも、頭の中だけがまだ落ち着かない。
“明日の予定”
“編集”
“確認しなきゃいけないこと”
考えないようにしても、
次々浮かんできてしまう。
「……寝れてへんな」
隣から小さな声。
たっつんはスマホを置いて、じゃぱぱの方を見た。
「……起きてたの」
「お前がそわそわしとるからな」
見抜かれていた。
じゃぱぱは気まずそうに毛布を少し引き上げる。
「ごめん」
「また謝った」
たっつんが呆れたみたいに笑う。
それから少し間を空けて、
静かに聞いた。
「……怖いんか」
その一言に、
じゃぱぱの動きが止まる。
たっつんは優しく続けた。
「休むの」
図星だった。
じゃぱぱはしばらく黙っていたけれど、
やがて小さく頷く。
「……うん」
声が弱い。
「休んでる間に、みんなに置いてかれそうで」
「自分だけ止まってる気がして」
「……」
「だから、寝るのも怖い」
「何もしてない時間があると、不安になる」
たっつんは静かに聞いていた。
否定せず、
急かさず。
ただ、“ちゃんと聞いてる”って分かる顔で。
「……なあ、じゃぱぱ」
「ん」
「お前、今までずっと走っとったやろ」
「……」
「せやから急に止まるん怖いんや」
その言葉が、
驚くくらいしっくりきた。
じゃぱぱは目を伏せる。
「……どうしたらいいかな」
ぽつりと漏れた声。
たっつんは少し考えてから、
ゆっくり言った。
「一気に全部変えんでええ」
「……え?」
「無理して“ちゃんと休まな”って思わんでええ」
「今はまず、“一人で抱えん”ことからや」
じゃぱぱがたっつんを見る。
「怖くなったら言え」
「不安になったら隣来い」
「お前が止まれん時は、俺が止めたる」
その声は穏やかだった。
でも、
ものすごく安心する声だった。
じゃぱぱの目が少し潤む。
「……たっつんって、ずるい」
「なんでや」
「そうやって安心することばっか言う」
たっつんが小さく笑う。
「安心してほしいからな」
その返事があまりに自然で、
じゃぱぱは胸がいっぱいになる。
しばらく沈黙が落ちたあと。
たっつんがふと腕を広げた。
「おいで」
「……は?」
「今のお前、一人で寝たらまた考え込むやろ」
「いやでも」
「ほら」
軽く促される。
じゃぱぱはめちゃくちゃ迷った。
でも。
今日ずっと張っていた心が、
たっつんの前だともう強がれなくて。
おそるおそる近づくと、
たっつんがそっと抱き寄せた。
「っ……」
心臓が跳ねる。
近い。
近すぎる。
でも不思議と嫌じゃない。
むしろ、
ずっと冷えてた場所が温まるみたいだった。
たっつんは背中をゆっくり撫でながら、
低い声で言う。
「大丈夫や」
「今日は何も頑張らんでええ」
その言葉を聞いた瞬間。
じゃぱぱの張り詰めていた呼吸が、
ようやく少しだけゆるんだ。