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みずきいいいいいいいいいいい 泣 悲しいけど癖だよおおおお 、 泣 (
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん神作
八日目
今日はね、放課後に絵名と一緒にファストフード店に行ったんだ。
絵名ってさ、最近特に優しいんだよね。
前から心配性なところはあったけど、ここのところは特に「瑞希、大丈夫なの?」って何度も聞いてくるんだ。
今日も、ボクの好物のポテトをつまみながら急に真剣な顔をして
「瑞希……最近、大丈夫なの? 何かあったのなら言いなさいよね?」
って、言ってきた。
ボクは一瞬、胸が詰まった。
その優しさに全部を吐き出したくなった。
けど、すぐにまた笑顔を造ってって答えた。
「別に?何もないよ」
って。
……………ああ。
嘘をついた。
ボクは、誰にも言わずに死ぬって決めたのに。
大切な家族にも、サークルのメンバーにも。
また………いつか言うって、嘘を……………
………また?
……………………あ、
???
いつか——話してもいいって思ったら、話して。それまで待ってるから
瑞希
……ずっと、話さないかもしれないよ?
瑞希
(本気……なんだ……)
(……応えたいな)
(こんなにまっすぐボクのことを考えてくれる絵名に、ちゃんと応えたい)
(ちゃんと信じて、全部話したい)
(絵名ならきっと——)
瑞希
………………………
瑞希
——ありがとう、絵名
絵名のおかげで、ボク、ちょっとは楽になれたよ
ボクの悩んでることは……今はまだ話せないけど。
でもいつか話せるようになったら、聞いてほしい
……それでも、いいかな?
絵名
……ん。わかった 正直、待つのってすーっごく苦手だけど、
特別に待ってあげる だから——いつか、ちゃんと話してよね
………あ、……あ、あ…………あ……………
…………………え、な…………
…………ごめん…………
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ボクはまた……嘘を吐いてしまった、、
あのとき、いつかちゃんと話すって、そう、絵名と約束したのに。
それなのに、ずっとずっと話す決心をつけられなくて、今でも、こうやってまた嘘を吐いて。
はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、
ああああああああああああああああああああ
………………。
やっぱり。
ボクは、この場所に居る資格は無いんだ。
昨日はちょっと……生きてて心地が良かった気もしたけど。
やっぱり、やっぱり、やっぱり、ボクは……死ぬべき人間なんだ。
早く死にたい
早く、アノ世へ行キタイ。
早ク、早ク…………
ごめんね、絵名。
残り23日〜
ーーーーーーーーーー
???
瑞希のことが最近心配だ。
やたらと笑顔を無理やり造っている気がするし、声も心なしか震えている。
私はそんな瑞希のことが気になってしまったので、ファーストフード店に行くとはどうかと提案した。
「もっちろーん!行こ〜よっ!」
………やっぱり、私の気のせいだったのかな。
……でも、あの時感じた胸のざわめき……あれが間違いだったなんて、そんなはずない……!
別に特別人の変化に鋭いわけじゃない。
それでも……瑞希は、瑞希は大切な友達だからっ、……!無理して笑ってるの、すぐに分かるんだよ……、?
ふと目を合わせた時に、瑞希の瞳の奥に、隠された不安がチラリと見えた気がして、胸がぎゅっと痛くなったような気がした。
ファーストフード店に着くと、瑞希は少しぎこちない笑顔を浮かべて
「あはは…楽しみ…だなぁ、」
とか、いつもよりちょっとだけ小声で話していることが増えた。
「瑞希……最近、大丈夫なの?何かあったのなら、ちゃんと言いなさいよね?」
……勢いで口に出しちゃったけど、後悔はしてない。だって、大切な友達のことを放っておけないんだもん。
瑞希は、一瞬固まったあと、違和感のあるような笑みで俯いた。
「別に?何もないよ」
…………ああ、やっぱり。嘘だ。
その生半可な返事で、私に嘘を吐いているということを確信した。
(そっか、まだ言えないんだ……。)
でも、無理して笑って、無理して明るく振る舞って……胸が苦しそうに見えるの、全部見えてるんだから。
私の心は、ざわざわして、どうしようもなく痛い。
こんなに気になってしまうなんて、どうしてなんだろう。
でも……絶対絶対、見捨てたりなんかしない。
これからは絶対、一人にさせない。