コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『_あれ、湊音君じゃん〜、奇遇だねぇ。』
『焼肉もその顔でご飯食べてるんだぁ。』
後ろから聞こえた聞き覚えのある声と漂う甘い匂い。
そんなの一人しかいない。
「前崎、先輩、?」
「名前覚えててくれたんだぁ、俺、ここでバイトしてるんだよねぇ。ビックリしちゃった。 」
「えー!湊音お前ー!前崎先輩と知り合いなのかよ!ずるー。」
「ず、ずるいって何…」
甘い匂いでクラクラする。
臭い肉の匂いをかき消すほどの甘い匂い。
よだれが、
止まらなくて、
「湊音くん、この後バイトすぐ終わるから俺とお話しよっかぁ。」