テラーノベル
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まだ呼吸の整わない四人の前で、
X が淡々と指を鳴らす。
「——では、延長戦に入ります。
今度はどちらか一人でも崩れたら、
その瞬間終了です。」
なつは肩で息をしながら
「覚悟しろよ…」と震えた声。
いるまはその背中を支えつつも、
声は掠れてる。
「こんな状態で続けるってのかよ……っ」
こさめもまだ涙が浮いた目で
ふらつきながら
「すっちー……っ…」と弱い声を漏らす。
すちは必死にこさめを抱き寄せながら、
いつもの余裕なんて消えて息が荒い。
「……X、これ…反則だろ……っ」
でも。
Xの返事は冷たく完璧。
「反則?
さっき“同時に落ちたら延長戦”と
明言しましたよ。
あなたたちが同時に崩れたのが原因です。」
そして——
X が指先だけで軽く合図した瞬間、
四人の足元の拘束が再び締まった。
微かに身体が跳ねるほどの刺激が走る。
すち「……ん、っ……!」
こさめ「…!」
四人同時に反応が漏れた瞬間、
X は薄く笑う。
「——サドンデス、開始。」
まだ回復できていない身体に、
さっきよりも“速くて深い”刺激が
落ちてくる。
いるまは一瞬で膝から崩れそうになり、
(まだ…始まったばっか…なのにこいつ
俺の弱い所責めやがって)
いるま自身も声が震えてる。
こさめも同じように、
すちの胸にしがみついて首を震わせる。
「……まって、これ……っ、むり…かも…!」
すちは歯を食いしばりながら
こさめを抱きしめたまま耐える。
Xの声が静かに響く。
X✦「さて……最初に崩れるのは
誰でしょうね?」
サドンデス開始からわずか十数秒。
もう明らかに最初に崩れそうなのは
いるまだった。
なつは息一つ乱さず、
ひたすら集中しているまを
追い詰めている。
「っ……な、つ……っ……ムリ……
マジで……っ//」
腰が力を失ったみたいに震えて、
膝から崩れ落ちそうになるのを
なつが片腕で支える。
いるまの指がなつの服をぎゅっと掴む。
自分でも止められない反応。
呼吸は完全に乱れて、
声が震えっぱなし。
「はっ……っ……なつ……もう……ッ
むり……たえれ……ないってっ」
なつはその弱りきった声を耳元で
聞きながら、
止めるどころかさらに追い込む。
「……まだ、いけるでしょ?
俺が“いい”って言うまで」
低くて強い声。
息は乱れてない。
いるまが震えながらしがみつくのも、
“全部見透かしたうえで許してる”
ような態度。
「ほら……
もうひと息でいくん?
耐えろよ、いるま。」
なつの手が止まらない。
いつもより正確で、
いるまの弱点だけを狙ってくる。
いるまの喉がひゅっと鳴る。
「っ……や……っ……!
なつ……っ……ほんまにっ、ムリ……ッ」
足元が完全に崩れて、
なつの胸に倒れ込むようにしがみつく。
なつはそれを抱きとめたまま、
耳元で静かに囁く。
「——もうイきそう?」
いるまの呼吸が爆発する寸前みたいに
乱れきる。
「っ……なつ……ッ……い、いく……ッ……ッ」
その瞬間、
なつがギュッといるまの腰を支えて、
「……イけ。
ほら、楽になっちゃえ。」
完全に限界を許す声。
次の瞬間——
いるまの全身がビクッ、と大きく震えた。
–ラウンド終了
Xの声が落ちる。
X「・いるま様、先に崩れました。
ラウンド終了。」
いるまはまだ震えが止まらなくて、
なつに胸元へ抱きついたまま呼吸を
整えられない。
なつはそんないるまの頭を
軽く支えながら、
疲れたようにため息をひとつ落とす。
「……しんどかったな、いるま。」
声は低いけど、
いるまだけに向けてる優しさが残ってる。
「お前な〜…」
コメント
1件
119ですか!?スミマセン!鼻血がとまりません!_:(´ཀ`」 ∠):_ガチ尊いって…