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カップリング表現、軽度の性的描写あり。
暴言および暴力的描写あり。
カップリング…フランス×イタリア
ドイツ ×イタリア
フランス×イギリス
〈ドイツ視点〉
「そういえば、今思い出したんだけどさ」
そう口を開いたのはイタリア。俺の幼馴染で、一番の親友。
今、俺は昔からのなじみ三人と遊びに来ている。
かく言う、言い出しっぺはフランス。仲が良いという程でもないが、長い付き合いになる。
それから半ば強制的に連れてこられたイギリス。彼ほど人付き合いの下手な奴はいないだろう。よくフランスに連れまわされている。
「最近変な夢をよく見るんだよね。」
「へー?」
「悪いことのし過ぎじゃないんですか。」
「え、してないよ。」
「そんで内容は?」
「ええと、どこかわかんないんだけど多分、茂みの中?みたいな場所で。」
「ふーん。野グソ中?」
「フランス、公共の場でそんなことを言うんじゃない。」
「ごめんて!」
「相変わらずですね。」
「僕、昔はそんなに下品じゃなかったと思うけど。」
「今も下品でないようにしてくれ。」
「そうですよ。」
「えーっと、続けていい?」
「オッケー、ごめんごめん。」
「そこで突然、誰かに押し倒されるんだよね。」
「おっとー?」
「顔は見えないのか。」
「うん。逆光がすごくて。」
「そうか。」
「でね、ぎゅううって、首を絞められるんだ。」
「あ、ホラー系?」
「殺されるんですか。」
「わかんない。意識がぼんやりして、視界も真っ暗になって、何もわかんなくなって、、それで終わり。」
「ふーん。」
「意外と実際に自分が体験したことかもしれませんよ。」
「えーっ、それはないよ。覚えてないもん。」
「あなたは生まれた瞬間から今の今まで全てをハッキリと覚えているんですか?」
「それは、、、」
イタリアが俯いて押し黙る。
「イギリス、今のは夢の話だろう。そう詰めてやるな。」
「...まあ、それもそうですね。失礼しました。どうぞお忘れください。」
「あ、トイレ行ってくるね。」
「宣言するな。」
そう言い、フランスがお手洗いに立った。
なぜだかよくわからないが、イタリアのした話はどこかで覚えのあるような気がした。
〈フランス視点〉
なんでだろう。
どうして彼はその話を僕らに?
本当に夢で見ただけ?
覚えていたわけじゃないの?
彼のことはどれくらい信じるべきだろうか。
いや、信じること自体間違っているのかもしれない。
ドイツは、、あいつは覚えていないだろう。
イギーも変に当たっていることを言う。
知らないフリが一番だ。
ホント、過去の自分に嫌気がさす。
やらないか、最後までやるか、、、。
結局どっちもできなかった。
中途半端だ。やったことも、想いも全部。
「はあーーーーーーあ。」
面倒だ。心底嫌になる。