今回は「悪役」という作品です!
最後まで見てくれると嬉しいです。
僕は悪役になんかなりたくがなかった。
だから毎日努力していた。
青「ちゃんと笑えてるかな」
ニコッ ニコッ
いつも鏡の前で何十回何百回と笑顔を作っていたり。
料理だって自分が納得が行くまで作り続けた
掃除だって毎日何時間もかけてピカピカになるまで掃除をしていた。
運動だって目標の記録になるまで何回だって
走り続けていた。
だって
青「君の人生の悪役になんかなりたくなかったから。」
そう君はいつも輝いて見えた。
キャーキャー
モブ女「桃様が来たわよ~!!♡」
モブ男「おー桃今日もモテモテだなッ笑」
男女問わず人気な君を見て僕は努力しようと思ったんだ。
だって
君の隣が似合う人になりたかったから。
桃「おはよニコッ」
モブ女「きゃ~ッ!!」
モブ女「今日もかっこいいわッッ!!♡」
笑顔1つで周りを笑顔にできる君に
チラッ
桃「青~、おはよニコッ」
青「おはよニコ」
惚れてしまったのだから
だから僕は君みたいに何でもこなせるようになって君の隣が似合う人になりたかった。
悪役になんかなりたくがなかったのに、
どうして今こんな状況になっているんだろう
青「僕の何が悪かったんだろう」
ヒューヒュー
青「寒いな」
ー遡ること1ヶ月前ー
桃「青~今日一緒にやろうって話してたゲーム赤も誘っていい?」
青「…いいよッニコ」
桃「さすが青ッ、じゃあ誘っとくな」
これで君の隣が似合える人になるのならと
思っていたのに
君は
青「ねぇっ、今日一緒に遊ばない?ニコ」
ポチポチ
桃「…」
青「ねぇってばッ!!」
桃「なんだよ」
青「…一緒にゲームしない?ニコ」
桃「あ~わりッ」
桃「今日は赤とするから」
青「そっか」
もっと我慢しなきゃ、悪役にならないためにも君の隣が似合う人になるためにも
我慢しなきゃッ!
そう思っていた。だけど僕にも限界が来た
桃「青、今から赤来るから」
今日は2人で遊ぶはずだった
だけどこんなの日常茶飯事だ
青「そっか分かったニコッ」
笑顔を作るのにも慣れてきた。
ピンポーン
桃「赤だッニコニコ」
君はいつも赤君のことになると笑顔になる
でも大丈夫、悪役にさえならなければッ
例え君の隣が取られても取り返すチャンスがある。
赤「やっほ〜青ちゃんニコッ」
青「やっほ~ニコ」
桃「赤~早くゲームしようぜ」
赤「わかったよ~笑」
ー数時間後ー
赤「青ちゃんッ!ちょっと話があるんだけどいいかな?」
青「いいよッニコ」
赤「ならー桃ちゃんこの部屋借りるよ?」
桃「おぉ良いぜニコッ」
赤「ありがとニコッ」
ガチャ
赤「ねぇ青ちゃん」
一気に君の顔が冷たくなったように感じた
それと同時に僕は嫌な予感がした。がそんなの気の所為だど思っていた。
赤「ごめんね?」
青「えッ?」
チラッ((赤
赤「いや、今日もそうだけど本当は青ちゃんが桃ちゃんと遊ぶ予定だったのに俺が桃ちゃん取っちゃったから」
青「…んなッ」
赤「え?」
青「ふざけんなッッ!!」
青「全部お前のせいだッ!!お前が僕の取るはずだった場所も全部奪って、僕を主人公の座にしてくれなかった。」
全部分かっていた。赤君が僕が我慢していたのに気づき僕の不安を煽ったなんて
でも口が止まらなかった
青「お前が居なければッ、僕が主人公の座につけたのに、お前なんか居なければ僕がこんな努力しないでよかったのに、お前なんかが居なければッ…!!」
赤「…ゔッ泣」
赤「ごめんッ泣」
ガチャ
桃「おいッ!!ふざけるなッ!」
桃「赤の心配を仇で返しやがって、何がしたいんだよ!!」
青「ちがッ!!」
桃「何が違うんだよ!」
桃「…お前がこんなクズだなんて知らなかった。この事はメンバーにも報告させて貰う」
この時に、君の中で僕はいや、僕の人生は悪役にへと変わったのだ。
桃「さっさと出てけ睨」
青「ごめんねッ泣」
ガチャ
ピロン
青「なんだろ」
ーLINEの中ー
黄「赤に酷いこと言ったんですって?最低です。そんな人とは思いませんでした。」
黄さんにブロックされました。
橙「大丈夫か?何かあったんなら聞くで?でも何があったとしても人の心配を仇で返すのはあかんと思うで」
青さんがブロックしました
桃「もう俺たちに関わらないでくれ」
桃さんにブロックされました
赤「青ちゃんごめんね?大丈夫?」
青さんがブロックしました
仲間なんて最初から信じてなかった。
もう僕の人生は悪役のまま終わるのだ。
青「僕の何が悪かったんだろう」
ヒューヒュー
青「寒いな」
青「神様は厳しいなぁ、」
僕は努力していたと思っていたのに何か赤くんに劣っていたとこでもあったかな笑
青「まぁいいか、これで僕の人生は終わるんだから」
赤くんなんか居なければ僕の人生は悪役で終わらなかったのに。
青「じゃあね」
ガチャ
青「え?」
桃「青ッ!!早まるな!」
青「なんで、ここがわかったの皆」
黄「青ちゃんッ今はそんなことどうでもいいです。早くこっちに来てください」
橙「そうやで青。はよこっち来いや?」
赤「青ちゃんごめんね?」
青「…今更なんの用だよッ?!?!」
青「僕が、僕が、どんだけ苦労したか知らないくせに知ったような口聞くなッッ…!!」
青「僕は、悪役になんかなりたくなかった!!君の隣が似合う人になりたかっただけなのに」
桃「…」
青「ッ!! ばいばいニコッ」
トンッ
ヒュー
青「主人公になりたかったな泣」
ポロポロ
グチャ
桃「青ッ、泣」
橙「嘘やろ、嘘って言ってくれや青…泣」
黄「ごめんなさい。青ちゃん僕何も知りませんでした。泣」
赤「俺のせいだッ俺のせいで青ちゃんは泣」
桃「取り敢えず救急車をッ泣」
ピーポーピーポー
ー手術中ー
4人「お願い青/青ちゃん、助かって」
ー手術後ー
桃「どうでしたかッ!?!?」
医師「最善を尽くしましたが、残念ながら」
桃「そんなッ、、」
橙「…青の部屋行くで、」
ー病室ー
ここから桃視点です。
桃「青、ごめん」
青お前言ってたな俺の隣が似合う人になりたい、悪役になんかなりたくなかったって
青が悪役になったのも俺の隣が似合わないって思ったのも全部全部俺が悪いんだ。
ごめんな青、来世ではさ青が悪役になんかならないようにするよニコッ
橙「空の上では幸せでなッ…泣」
黄「青ちゃん、信じてあげられなくてごめんなさい。元気で…泣」
赤「ごめんね青ちゃん。俺のせいでッ泣
空の上では青ちゃんの素を見せてよニコッ」
桃「青、俺さもう少し人のこと信じて大切にする心を持つよ?青に教えさせられたからな。空の上ではいっぱい泣いて笑えよ?」
ー数年後の青の墓の前ー
桃「青~これで何回来たことやら笑」
桃「今回は約束しに来たんだ。」
桃「青、来世では青のこと悪役になんかさせずに俺の人生の主人公に俺がさせてやるからなッ!!」
ー空の上からー
青「ふふっ、ありがと桃くん」
青「なら僕も来世でも桃くんを僕の人生の主人公にするよニコッ」
桃「っ!!青、ちゃんと聞こえてたんだ」
桃「待ってろよ、青!!」
ポロポロ
青「うん!!笑」
ー数百年後ー
青「桃くん!大好きッ//」
桃「俺も愛してる」
青「もぅ、ずるいッ//」
桃「かわいいな、」
俺の/僕の、人生の主人公は青/桃くんだけ
どうでしたか?私感動パロとか喧嘩パロとかが好きなんですけど書くのは苦手なので挑戦してみたんですけど下手くそですね、、
最後まで見てくれてありがとうございます!
コメント
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ブクマ失礼します!!