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夢主 ⇢ 002番
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「 今日のゲームは以上です 。
夕飯の時間です 。 プレイヤーの皆さん は 順番に前に 並んでください 。 繰り返します 。 夕飯の時間です ・・・ 」
地獄のようなゲームが終わった後 、 夕飯の時間がやってきて アナウンスが流れる 。
私はそれに続いて 後ろへ並ぶと 、 皆も並んで食事を受け取る 。
今日は ・・・ 牛乳とメロンパン 。
『 ありがとうございます ・・・ 』
ピンクマン野郎に礼なんか言うつもりはなかったが、職業病で咄嗟に礼を言ってしまう 。 はあ、 この癖やめたいな … 。
なんてことを思いながら自分のベットに戻ってだらだらしながら食べようと思ったら、先程からこちらを見ている男性がいた 。
確か…001番の人だ 。 しばらく見ていると 相手もこちらを見ていると気づいたようで ちょいちょいと手招きをしてきた 。
ヨンイル「 あの、 良ければ一緒に食べませんか? 」
『 え? 嗚呼 、 是非 … 』
私と一緒に食べようなんて物好きな人だな…
そう思って隣に座り、一緒に食べようとしたら奥からゾロゾロと5、6人ほどこちらに近づいてきた
え?こわ
何私殴られる??
ギフン「 ヨンイルさん 、 そちらの方は…? 」
ヨンイル 「 一緒に夕食を食べようと誘った人です 、 ギフンさんたちもいかがですか ? 」
ギフンさん…?達はたちまち話した後、食べますと言ってせまっちい階段でちまちまとご飯を食べはじめた
私もメロンパンにかぶりついていると、あの…と私に目線を向けながら話しかけてくる女性がいたので首を傾げれば 、 お名前は? と 聞いてきた
『 ユン・〇〇です 。 貴方達のお名前は・・・? 』
それに答えれば 今度は私が質問して、みんなそれぞれ名前を言ってくれた 。
暖かい人たちだなぁ…
そう思っていれば ヨンイルさん が ちらちらとこちらを見ながら メロンパンを食べている 。
あれ…?なんかついてる?と思って顔をぺたぺたと手で触ってみれば、ヨンイルさんがふっと笑った。
なに?なに?なんかついてんの???
『 あの・・・なんかついてますか? 』
不安げにそう聞けば、ヨンイルさんはまた笑って
ヨンイル「 いえ、じっと見つめていただけです 笑 。 」
と からかってきた 。
なんだこの男 、 … と内心思いながらも、少し笑った姿にドキッとしたのは別の話。
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