テラーノベル
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「….天使、ですか…」
後ろの色鮮やかなステンドグラスから差し込む夕日の光を背中に、mmさんはそう呟く。
今俺たちはあの天使がいた次元からここ、本部に帰還し、mmさんに報告を済ませているところである。
「それに、mtwさんの体が反応した…となると、何か関係がありそうですけどね」
「検査、しますか?」
重々しすぎる空気に俺はだんだん息をするのも慎重になってしまう。手には汗が滲み、喉をゴクリと鳴らす。
いつもこんなことやっているのかと思うとやっぱりupさんたちも上の方の人なんだなと思う。
「で、でも来たばかりの人にそれは…!」
tykさんが少し目を逸らしながら言う。はっきり言いたいんだろうけど、立場上、上手いこといかないのだろう。
「…私たちは感情で動いていいほど勝手なことが出来る立場じゃないんですけどね」
その言葉を聞いて、一瞬諦めたような顔をするtykさん
「でも…そうですね、少し調べる程度で終わらせておきましょうか」
優しそうな笑を浮かべるmmさん。責任感が強くて、すごく真面目な人だけど、優しい人なんだなと思う。
その言葉を最後に、upさんたちはmmさんに一礼をして、部屋から出ていく。
俺もupさんたちに続き、部屋を出ようとしたのだが…
「iemn…さん、ちょっと待ってください」
そう、歯切れの悪い言い方で止められてしまう。俺もなにかやらかしてしまったか?と内心すんごい焦りながら振り返る
「な…なんですか?」
「…いえ、なんでもありません…けど…私、あなたが今日ここに来る前からあなたのことを知っていた気がするんです」
そんなことを、自信なさげに言ってくるmmさん。俺は全然記憶がなくて頭の中は?でいっぱいなわけだが
なんとなく遠くを見ているような透き通った瞳は、俺の少し困惑した顔を映していた。
その無言の時間が数秒、そしてmmさんがハッとしたように俺を見て言う
「ほら、早く行かないとあなたの使い魔が虐められちゃいますよ〜」
「引き止めたのmmさんじゃないですか〜」
そんな軽口をmmさんと交わしながら俺も部屋を出る。mmさんも書類を片付けたら後から来ると言っていたので多分俺が着いて数分後ぐらいにはmmさんも来るってことかな〜なんて思いながら。
っていうか、本当にあいつが使い魔なのか?バリバリ天使と悪魔混ざってるみたいな見た目してるけどさあ…
…あ、mtwたちがいる部屋の場所聞き忘れた
そう、廊下を歩いている途中で思ったわけで、mmさんの部屋に1度戻り、場所を聞いてから出直すのであった
「ここかあ…」
そう言いながらその扉の前に立つ。扉の上の札には『尋問室』なんて少し不安になる言葉が書いてあって、思わずその場で立ちすくむ。
もしかしたら、この部屋に入った瞬間mtwの悲鳴が聞こえて、顔にベしゃって血が飛んできて……あわあわ…考えただけでなんか嫌な汗が…
「失礼…しまぁす」
扉の前でグダグダやっていても埒が明かないのでその少し重くて頑丈な扉を開き、中に入る。
「あ、iemn〜ちょっと遅かったね〜なんかしてたの?」
入った瞬間mtwの悲鳴が聞こえて顔に血がべしゃっと…なんてことはなく、upさんが普通にかる〜く喋りかけてきて平和に終わったわけである
「あ、はい。mmさんに少し呼び止められてまして」
「mmさんの方から呼んでくるなんて…珍しい…いいな〜」
予想外すぎる返答…upさんはmmさんと話すのが好きなのかなあ。別にそんな楽しい話をした訳じゃないんだけど、でもわざわざ呼び止めてくるのが珍しいってことはそうとう気になってたのか
「確かに少し珍しいですね」
俺がそんなことを考えていると、横からひょいと出てきたrimrさん。どうやらこの部屋にいたのはmtw以外にupさんとrimrさんだけのようだ。
「今は何を?」
「今は現場でupさんが録音してきた天使の音声をmtwさんに聞かせようと…」
そこでrimrさんの口が止まる。何かあったのだろうかと思い、ふとrimrさんの後ろを見る
「え〜、だから嫌だって言ってるじゃんか〜」
ピーマンを食べたくないと食事中にゴネている幼稚園児か、ってぐらいに手足をバタバタさせてmtwが嫌がっているのである。
…でも、あれを間近で見たからこそだけど、あれを聞かされるのはそうとう辛そうだったから俺的にも止めてあげたい…
さあ…どうするかなぁ…
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はーいってことで今回は本編ここで切りマッチョ〜(いつもより短い)でね、これ天使の音声聞かせたいか聞かせたくないかを聞きたくてですね〜、まあ後の展開に響くかは知らん♪全てあたくしの気分でございますわ〜、割れたら、その分岐が影響する話だけそれぞれの場合を書くか、多い方を書かせていただく!ほいなら、ばいび〜
コメント
4件
あぁ~~~~~どうしよぉ~ 究極の選択じゃん!!まあ....うん聞かせてみたいかなぁ~~
……んーう……が彡wtmとだ方るせか聞もで、いしろよもでらちど