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烏養「じゃあこれで今回の夏休み合宿を終わる!明日は1時間ほど自由に自主練して終わりだ。」
烏養「自主練はサーブ・レシーブが第一体育館、トス・スパイク・ブロックが第二体育館、チーム練習は第三体育館を使ってのことだ。」
全員「うす!」
烏養「では解散だ。」
うーん自主練どこ行こう…?
やっぱり第二体育館かな…
西谷「ゆめー!」
ゆめ「あれ夕?どうしたの?」
西谷「明日第三体育館でシンクロ攻撃の練習をするらしいんだけど来るか?!」
シンクロ攻撃ッッ!うー…行きたいけど…
ゆめ「ごめんね、明日は第二体育館行こうと思ってて…」
西谷「そうか!じゃあたまに見に来てくれよ!」
ゆめ「もちろん!」
「じゃあなー!」と言いながら走っていく夕。
元気だなあ…
ゆめ「あれ、私なんか忘れてる気がする…」
あ。
ゆめ「若利くんとの約束ッッ!」
ゆめ「若利くん遅れちゃってごめんね、」
牛島「大丈夫だ。」
ゆめ「で、話って、?」
牛島「ゆめ。なんで急に別れたんだ。」
ゆめ「ッッ!もういいじゃん、」
ゆめ「3年前のことだよ…?」
牛島「俺は…」
牛島「まだ終わりたくなかった。」
(牛島side)
正直、意味がわからなかった。天童から教えてもらったゆめからの「別れよう」と言う言葉。
そんな時天童は俺に
天童「馬鹿だネー!若利クンは。」
と言ってきた。少しイラついた俺は
牛島「なぜだ」
と聞いた。
天童「じゃあさ、若利クーン!」
天童「ゆめちゃんとバレー、どっちが大事なのー??」
牛島「ッ…!」
牛島「どっちも、だ。」
天童「ひとつだけだヨー?」
牛島「…ゆめだ。」
天童「フーン…じゃあさ、なんでさっきこっち来なかったの?」
牛島「自主練してたから…だが。」
天童「ほらー!バレーの方が大事なじゃん!!!」
牛島「だが、俺は!!」
天童「彼女だったんだから、大事にしなきゃダメだヨ。若利クン。」
そう言った天童の顔はとても悲しそうだった。